先月、東京ビッグサイトで3日間「東京eスポーツフェスタ2024」が開催されました。
eスポーツ大会や企業ブース、企業セミナーなどが行われるイベントです。
初日と2日目に行ってきました。
初日はビジネスデイという位置付けだったので、企業ブースと企業セミナー中心の内容でした。
会場はスカスカ…
出展数も多くなく、関係者しかしないのではないかと思うくらいの客入りでした。
大きな会場なだけに余計に寂しさを感じてしまいます。
来場者としては動き回りやすいという利点がありますが、出展者からしたらビジネス機会の少なさにがっかりしていたのではないでしょうか。
2日目は僕自身が大会に出る目的と、息子の社会勉強のために参加しました。
大会がある分、初日よりは人は多かったですが、大会目的での参加者がほとんどなので、大会ブースに人が集中しているだけの状況です。
ビッグサイトでやっているからか会場の広さの方が目立ち、全体としてあまり賑わっていないような印象が強かったです。
ステージも3つあり、かなりしっかりとしたイベント会場だったのですが、コンテンツが不足していることで勿体ないという評価でした。
息子はいくつかのゲームを触れたのと、ぷよぷよのプログラミング体験に参加できて楽しそうだったので良かったです。
僕は大会はすぐに負けてしまったので、息子との週末を楽しめましたw
東京eスポーツフェスタは2020年から開催されていて、今回で5回目です。
5回目なのにこの客入りはイベント事業としてはおそらく成立していないと思います。
東京都のバックがあるから続けられているのだろうと思わずにはいられません。
客入りが少ないと、お金を出して出展している企業にとって投資対効果の悪いイベントになります。
出展企業が減ればイベント収益が少なくなり、イベントの開催自体が危ぶまれます。
でも続けられているということは、予算があるからです。
せっかく自治体がバックについてeスポーツを盛り上げようと開催しているのに、その存在を知られていないのは無駄金の垂れ流しだと言えます。
これだけの規模のイベントなのに出展企業が少ないということは、過去に出展したものの投資対効果が悪いと判断した企業が多いか、新規参入しにくい条件が設定されているかです。
出展企業数が増えれば、出展企業からの告知も増えて来場者は増えます。
来場者が増えれば会場に賑わいが出て、出展企業は喜びます。
来場者も会場の盛り上がりを感じて楽しいと感じます。
多くのビジネスイベントが活況なのは、出展ブース数をどんどんと増やしていくからです。
人が多くなれば、それがブース出展関係者だったとしても賑わいは出ます。
コミケやデザインフェスタなどが大盛況なのは、出展者数が多いからです。
イベントのマーケティングができていない事例だなと感じさせられました。
なので、来年のeスポーツフェスタの企画はうちでやります!
(と思って色々調べてみたところ、プロポーザル参加条件の縛りが厳しめに設定されていて、きな臭い案件のようでした🙂)