先日、息子の11歳の誕生日でした。
パソコンの組み立てに興味を持っていたので、組み立てに必要なパーツ一式をプレゼントしました。
息子はパソコンゲームやゲーム開発に興味をもっていて、やるなら本格的で実用的な方が良いと考えたので、ゲーミングPCに必要なパーツを揃えました。
予算10万程度で考えていたのですが、なんやかんや合計18万円くらいしました(羨ましいw)
自作PCはパーツ選びが8割だと言われています。
規格が合わなければ組み上げられないからです。
精密機械なので手順を間違うと一瞬で壊れてしまうリスクもあり、息子と一緒に自作PC関連の動画を見漁り、パーツを買い揃えることができました。
便利な世の中で本当に良かったです。
力のいる作業など息子ができないところは少しフォローしましたが、基本的には全て自分で組み上げたので感心しました。
ファンが動かなかったり、OSをインストールする前の手順で少し手間取ったりしましたが、なんとか完成。
自分専用のマシンを手に入れて息子はとても喜んでます。
最近はパーツも手に入りやすく、自作する人が増えています。
特にゲーミングPCと呼ばれるハイスペックマシンは人気です。
CPUやグラフィックボードなども安価になってきており、今は自作しやすい環境があります。
昔は自分でパーツを集めて作った方が安い状況だったようですが、最近は自作をしても組み立てメーカーに依頼しても、さほど価格が変わらなくなっていると言われています。
作る手間や失敗や保証の有無などを考えれば、組み立てメーカーの商品を買うのが賢い選択です。
ですが、組み立てることが好きだとか、自分で好みのパーツをつけたいなどのこだわりを持っている人は自作に向いてます。
自分で作れるようになれば、アップグレードする時も自分でできるので、長く使えるようになります。
誰かのために作り、それを仕事にすることもできます。
そういう利点も含めて、リスクを承知で自作PCをプレゼントしました。
これは広告運用業務のインハウス化を行うか、アウトソーシングを活用するのかという議論にも似ています。
社内に知見のある人がいなければ、失敗するリスクがあります。
なので、多くの企業が外部の広告運用会社に広告運用を依頼しています。
PCのように既に商品価値が確定していて、買えばその価値を手に入れられるという商品であれば、外部のプロが作ったものを買うのが正しい選択だと言えます。
ですが、広告運用のように依頼した時点で価値が確定しているわけではない商品の場合、外部のプロに任せたとしても全てうまくいくとは限りません。
性質上、うまくいかないことの方が多いと言えます。
やりながら検証改善を繰り返すことで価値を手に入れられる商品なので、プロから買ったからと言っても確実に価値を手に入れられません。
なので、失敗のリスクを織り込み済みで、社内の人間で運用して、知見をためることも1つの考え方になります。
僕の考え方では、基本的に社内で広告運用することをお勧めしています。
なぜなら、今は誰でも簡単に広告運用ができる環境が揃っているからです。
社内に知見があれば、他の商品を売る際にも活用できます。
自分達で売る力を持っていれば、それ自体が強みになり、企業の成長の原動力となります。
もちろんスピードと知見を買う意味で、アウトソーシングの活用も必要です。
ですが、広告運用については何が必要で、そのために何を行っているのかなど、価値が手に入る仕組みを理解していなければ、
外部のパートナーにやってもらっていることが、正しいアクションなのか気づくことができません。
例えばPCのようにわかりやすい商品であれば、プロに任せても価値が手に入ります。
高品質なゲームをサクサクと遊べるPCが欲しいとオーダーすれば、それに適したスペックのマシンを提供してもらえますよね。
でも広告はそうはいきません。
なので、丸投げしてもうまくいかないことは多いです。
とはいえ、広告においては使う予算が大きくなればなるほど、かけるリソースは大きくなっていくので、全てを自社でやることもおすすめはしていません。
できるだけ固定費を増やさない方が身動きがしやすいからです。
なので、そのリソースを外部に分散させているというアウトタスキング的な外注のやり方が成果を手に入れるためには必要になります。
今やってる広告のこと、理解して外注していますか?
ーマーケティングは一日にして成らずー