息子(10歳)が最近プログラミングにハマってます。
scratchというプログラミング教育アプリを使って作っているのですが、作ったゲームをwebに公開して他の人に遊んでもらえるという機能があります。
特定のゲームを作るためのツールボックスが提供されていたり、公開されているゲームのプログラムを利用したりできるので、カスタマイズするだけでオリジナルのゲームが作れます。
最初は作ったゲームを家族や友達に遊んでもらうことを楽しんでいましたが、最近は公開したゲームに評価がついていることにとても喜んでいます。
いいね!やフォロー、コメントがつくたびに報告に来てくれます。
その度に本人のモチベーションが上がり、次の創作に意欲的になっています。
完全に「モチベアップスパイラル」に入りました。
このモチベアップスパイラルに入った人は、どんどんと実行し、どんどんとスキルを高めていきます。
仕事も同じで、このモチベアップスパイラルに入っているメンバーは、自ら動き、必要なスキルを身につけ、チームの原動力になってくれます。
そのために私たちがやるべきことは、成果物に対しての評価を与えることです。
完璧でなくても、良い面に着目し、そこを評価することで、メンバーのモチベーションはアップします。
よりよくするためのアドバイスは二の次です。
まずはモチベアップスパイラルに入ってもらうことが大切なので、成果物に対しての評価がまず必要です。
そして、次の成果物の精度が代わり映えのないものだったら、良い点は再び評価しつつ、よりよくするためのアドバイスをするようにしてみてください。
モチベアップスパイラルに入っている人は、もっと評価が欲しいと思っているので、より良くするためののアドバイスを受け入れやすくなっているからです。
モチベアップスパイラルに入っていない人にアドバイスをしてしまうと、評価をされていないと感じて相手のモチベーションは下がります。
アウトプットをした時点で、本人としては事を成したと感じてるので、それを否定されていると感じてしまうからです。
なので、どれだけ稚拙なアウトプットだったとしても、まずは良い点を見つけて評価してください。
評価基準を高めるのは段階的にするのがおすすめです。
p.s.
とはいえ、仕事に対するモチベーションが高くないメンバーとそもそも仕事をしないのがビジネスの鉄則ではあります。