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散髪屋が語った仕事の本質…

農業

SNSでこんな投稿がありました。

今日行ってきた散髪屋さん曰く 「農業の何が大変かって、年1回しかできないじゃないですか。40年やっても40回しかできない。私ら40回頭刈ったくらいじゃぺーぺーなんすから」 自分が知らない世界であっても、本質を理解する人ってこんな考え方をするんだなと勉強になった。

仕事の質は、それに取り組んだ回数によって高まるということを、熟達した人たちは知っています。

一見、農業40年やってますと言われると、すごいですね!となりそうですが、仕事した回数で見れば40回しかやっていないということになります。

この散髪屋さんは仕事の本質が、PDCAを回すことにあるとわかっているので、農業は40年やっても40回しかできないという考え方ができています。

私たちの仕事も同じで、1回やっただけで満足のいく成果を得られることはほぼありません。

たまたま上手くいくことはあっても、上手くいき続けることはありません。

なので、多くの人が途中でやめてしまったり、別の方向をやり出したりしてしまいます。

ですが、PDCAを回し続けることで、上手くいく回数を増やしていけます。

その道のプロはその仕事をやり続けているから熟達し、周りよりも質の高い仕事に取り組め、大きな成果を得られています。

マーケティングに携わる私たちが忘れてはいけないのは、上手くいかない時にその施策自体をやめてはいけない、ということです。

ターゲットが間違っていたのか、訴求がずれていたのか、表現の仕方がよくなかったのか、1つの施策をとっても改善できるところはたくさんあります。

よく、媒体を次から次に試す企業がいますが、当たる媒体と当たらない媒体が存在するのではなく、当たる訴求と当たらない訴求、当たる表現と当たらない表現、当たるキャンペーンと当たらないキャンペーンなどが存在するだけです。

どこに出すか?ももちろん大事ですが、それよりも見込み客のどんな欲求や課題に対して、どんな訴求をするかの方がより大事です。

より高いクオリティ、より大きな成果を得るために、失敗を繰り返して、改善を繰り返して熟達していくことが、より良い仕事をするマーケターへの道だと言えます。

今やっていることをより良くするためにできることが、まだまだたくさんあります。

新しいことをやろうとしているなら一度足を止めて、今やっていることの課題がどこにあるのか、それをどう改善できるのかを考えてみてください。

まだまだやれることはあります。
ーマーケティングは一日にして成らずー

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