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売れる値付けの考え方とは?

値付け

最近、ツールの販売協力の相談をよく受けます。

マーケティングについての動画を大量に上げてるのが、じわじわと効いてきているようです。

昨日も新しいABテストツールの紹介を受けました。

元々お付き合いのある会社さんが開発したツールで、ABテストツールとしての基本的な機能は備わっていたので申し分ない感じです。

Googleの提供していた無料のABテストツールがサービス終了してしまったことで、有料のツールを導入することになった企業は多いです。

このツールはそのGoogleの無料ツールに代替するものとして開発されました。

ですが、価格設定が少し微妙だったので、ターゲットを明確にした方が良いと話しました。

この手のツールの相場は月額数万円〜数十万円です。

比較的安価な方の価格設定だったのですが、逆に言えば安すぎず、高すぎず中途半端な価格帯になっていました。

これでは、しっかりとしたABテストをするための高機能なツールだったり手厚いフォローを求める企業に対しては刺さりづらく、ABテストをしたいけどコストが気になり手を出せていない企業に対しても刺さりづらくなります。

価格帯で競合する月額数万円のツールをすでに使っているような企業に対して、リプレイスを仕掛けるのは至難の業です。

なぜなら、機能的な差異はそこまでないため、スイッチコストの方が気になってしまうからです。

正直なところ、高機能なABテストツールを使うべき企業は多くありません。

ほとんどの企業がABテストをまともにできてないからです。

なので、後発で市場のシェアを取るなら、ABテストを活用できていない企業に対してアプローチした方が良いとアドバイスをしました。

ですが、1つ良いサービス特徴がありました。

それは、1番安いプランでも複数のドメインで使えるというところです。

事業主自体が自社のために使用する場合は、そこまで多くのドメインを扱うことはありません。

ですが、制作会社や広告会社が使う場合は、クライアントの数だけドメインがあるので、1つのプランで複数ドメインを使えるのは価値があります。

数万円の利用料だとしても、1ドメイン当たりにすれば数千円になります。

なので、ターゲットをマーケティング施策の支援会社にすれば、今の中途半端な価格帯でも、他のツールのリプレイスをかけやすくなります。

また、ABテスト運用をサービス提供していない制作会社や広告会社の新たな収益源として、ABテスト運用の事業化を提案することでツール利用への必要性を生み出せます。

それであれば、テマヒマとしても制作会社や広告会社のクライアントに対して、新規事業開発支援サービスとして提供することができ、自社メリットも生み出せます。

拡販協力を受けるかどうかは、最終的に条件の擦り合わせ次第にはなりますが、LP改善に関しては得意な領域なので前向きに検討しています。

また動画コンテンツなども作ると思うので、できたら共有しますね!

ーマーケティングは一日にして成らずー

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