多くの会社で毎月の目標を立てて、その達成のために日々業務に取り組んでいます。
今月の目標を達成できていない時、最終日はとても苦しい1日になります。
特に営業さんは人生で1番辛い日になりがちです。
多くの場合、最終日に足掻いても達成は難しいです。
なぜなら1日で変わる結果は多くないからです。
最終日になんとか達成できたという時も、その受注を取るための動きは最終日までに行なわれていなければいけません。
最終日の段階で、受注の最終段階になければ受注はあり得ないということです。
スタートからゴールまでにはプロセスがあります。
受注するためには、見込み客を顧客化するプロセスがあります。
通常それは1日で終わるようなものではありません。
特にBtoBでは判断までに時間がかかるので、即日で契約となることは少ないです。
比較的単価の低いBtoC商品であれば、可能性はあります。
見込み客を顧客化するためのプロセスがあり、適切な見込み客に的確にアプローチできた時、即日で顧客化できるからです。
兎にも角にも「顧客化プロセス」の構築が重要です。
見込み客が知り、気になり、詳しく知りたいと思い、納得し、検討し、選ぶためのコンテンツと導線が用意できていなければ、見込み客はスムーズに顧客になってくれません。
これが我々マーケターがやるべき仕事です。
検討段階まで連れて来られている見込み客がいるなら、今日1日クロージングに努めてください。
もしそうでないなら、 無理やりクロージングへ進めようとして、将来の顧客から嫌われてしまうようなことはせず、来月のクロージングのためのプロセス構築に努めてください。
マーケティングは顧客化プロセスを構築することです。プロセスを度外視した促しは、マーケティングの破綻を意味します。