家族で「うんこミュージアム」へ行ってきました。
この夏、お台場のダイバーシティにもOPENしたので気になっていました。
お昼すぎに到着したのですが、雨にもかかわらずすごい人でした。
天気の良い日だったと思うとゾッとします。
余裕を持って14:20からの回でチケットを購入。
ランチを食べた後、いざ!うんこミュージアムへ。
まずは入り口で10組ずつくらいに分けられます。グループごとに入場し、最初の部屋で楽しみ方についてテンション高めのスタッフの方からレクチャーを受けます。
映像がなかなか始まらない機械トラブルにも「便秘ぎみみたいですねー!」と世界観を壊さないリアクション。積み重ねの賜物だろうと感じました。
言葉の端々に「うんこ」というワードが飛び交い、徐々に「うんこ」という言葉に対するハードルが下がっていきます。
次の部屋では、壁に便座が並べられています。1人ずつ座らせられ、一斉に気張るアクションを取ると、ポロッとカラフルなうんこが出てきます。出てきたうんこはお土産になっていました。
入り口でお土産を渡すとは新しいなと思いながら前に進むと、ミュージアムのメイン広場への入口となっていて、スタッフの人がお土産うんこに割り箸を刺して渡してくれました。
「いってらうんこ〜」の声とともに送り出された先は、まさにうんこワールドでした。
大人も子どももみんな割り箸に刺さったうんこを手に持って、うろうろしています。
体験を売る
まさに参加者がミュージアムの世界観を作るための構成要素になっている状況です。
一部のオンラインサロンなど、参加者がその構成要素となって成立しているビジネスが増えてきています。
うんこミュージアムもまさにそれと同じだと感じました。ただ展示してあるものを見るだけなら、ここまでの盛り上がりはないと思います。
でも、参加者がその世界に溶け込み、自分自身がうんこミュージアムの体現者としてそこにいる感覚が、物資的な価値が下がり「体験」を重視する世の中にウケているのだと思います。
お金を払って農家のお手伝いをするとか、お金を払ってイベントの運営に参加するとか、そういう話が増えてきているのは、そういうことだと考えられます。
「お金と時間を使って、体験させる側にまわってもらう」
この考え方が今後の世の中の動きを捉える上で重要になるのではないかと思っています。
うんこプールがお気に入りの息子
落ちてくるうんこを白刃取りした瞬間
一度は体験してみても良いと思います。