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マーケティング施策の正しい選び方

世直し仲間が素敵な記事をupしていました。

運用型広告の支援をしているアナグラムさんのブログで「いまだはびこる、悪しきリスティング広告の都市伝説7選」という記事です。


webのサービスは進化も早く、実際に運用をしていないとわからないことも多いので、事業主側に誤った情報がしばしば流れます。

運用パートナーから言われることを調べる術も時間もないので、「そういうものか」と鵜呑みにしてしまいがちです。

だからといって、事業主側が自ら運用して自分で理解をした方が良いとは思っていません。事業のオーナーとしてやるべき重要なことが他にもたくさんあるからです。

運用を任せるために最低限必要だと思うのは、どういう設定があるのか、実績として表現されるものが何を表しているのか、何を解決することによって改善がされるのかなど、それ自体の仕組みを知っておくことです。


今回のアナグラムさんの記事では、あたかも正しく伝えれれているけど、実際はそうではないリスティング広告にまつわる怪しい情報を暴露しています。

リスティング広告の運用を外部に依頼してるなら、一度は耳にしたことがあるものもあるかもしれません。

悪しきリスティング広告の都市伝説7選

その1:アカウントを乗り換えると、過去から積み上げてきた品質スコアが下がるので危険
その2:ランディングページにキーワードを詰め込むと、品質スコアが上がる
その3:広告文に複数のキーワードを詰め込むと、品質スコアが上がる
その4:はじめに入札を上げると品質スコアが上がる
その5:リスティング広告を出稿するとSEO効果があり、検索結果の順位が上がる
その6:「効果が出るまでに、最低3ヶ月はかかります」説
その7:入札するキーワード数は多ければ多いほど成果があがる説

運用代行会社側の都合が含まれるもの、他社のアカウントでそうだったから、それが全般に及ぶ事実のように伝えられているものなどがあります。

リスティング広告というものの本質を理解することで、これらのことを一概に言うことが適切ではないということがわかります。

僕も実際、自分で全てをキャッチアップすることは不可能です。なので、こういった信頼のおける情報(自分たちの業界で起こっている不誠実にメスを入れるような情報)を発信しているようなパートナーを頼りにしています。

彼らに正しいことを教わり、それを自分のクライアントにできるだけ伝えて、パートナーの見直しなどを促しています。

全ての会社にマッチするソリューションは無い

やはり「餅は餅屋です」特にwebの施策は進化のスピードが早く、全てに対して最新の情報を吸収し続けるのは難しいです。なので、周りに専門家を置き、彼らに集まった情報を共有してもらうことで、常に新鮮な情報に触れられます。


その時に必要なのは自社にとって「今何が必要なのか」を知っていることです。手当たり次第情報を収集しても意味がありません。いつか使う情報は、いざ使うときには役に立たないものになっています。だいたいは忘れていますしね。

なので、目標達成できていない原因が何で、それを解決するためには何が必要で、そのためにはこういう情報が必要だ、ということについては自分で把握しておかなければなりません。

それを外部に委ねてしまうと、彼らの都合の良い解決策を出されがちだからです。例えば大手のweb広告代理店などは自社のメディアやツール、サービスなどを持っているので、提案にそれらを盛り込んできます。

解決の糸口として自社開発のサービスを持ち出します。あなたの会社にはもしかしたらそれらは不適切かもしれないのに。

全ての会社に一様に当てはまるソリューションは無いと思っています。なぜなら顧客も違えば企業として取り組んできている内容も違うからです。

自社にとって良い選択をするためのヒント

何か提案を受けた時は、「同様のサービスで他にどういうものがありますか?そのサービスと提案をもらっているものとの差はなんですか?」と質問してみてください。


そして、その時名前を挙げられたサービスについても後から情報を収集してみてください。提案してきたパートナーに情報提供依頼をするのではなく、直接その紹介されたサービスなりメディアなりに問い合わせをしてください。

お互い他社の商品は研究していると思うので、双方からの評価を得られれば、提案者があなたに話していないデメリットなどを知ることができます。

自社のデメリットも踏まえた上で提案してきてくれている方を選ぶのが、パートナーを選ぶ時のポイントだと僕は思っています。

ビジネスも結局は人付き合いなので、信頼できる相手とやるのが1番だからです。

参考:https://anagrams.jp/blog/7-evil-urban-legend-of-ppc/