記事LPというのは、見込み客の興味を引き、理解を促すための情報がメインになっているランディングページのことです。
記事LPを活用すべき理由には2つあります。1つは、潜在的な見込み客を顕在化できるということです。もう1つは、多くの潜在的な見込み客にアプローチできるということです。
まず「潜在的な見込み客の顕在化」についてお話します。
見込み客を潜在化する
記事LPの構成は大きく3つあります。 ・ニュース型
・体験レビュー型 ・比較型
1つ目のニュース型は、何らかの最新情報をフックに商品の情報へと展開していく形です。 ex.最新の研究でわかった●●、新登場のこのアイテムがやばい
2つ目の体験レビュー型は、個人の感想を主体とした口コミ要素の多い形です。 ex.3ヶ月で私が生まれ変わった理由、これは絶対オススメ!●●
3つ目の比較型は類似商品の機能比較やアンケートを元にランキングを作ったりする形です。 ex.●●と●●どっちがお得?、肌悩み1000人が選んだベスト●●
ターゲットの状態に応じたコンテンツ展開をすることで、潜在的な需要を顕在化させることができ、最終的に商品に紐付けることができるようになります。
ただ漠然とした悩みを抱えているstage1の人や、問題は認識しているけど解決策を知らないstage2の人の興味を引きつけるためにはうってつけの施策です。
潜在的な見込み客にアプローチする
記事LPは、SNSやニュースアプリなどのフィードに流れてくる、一見広告と見分けのつきづらい広告を利用して誘導します。
そこには役に立つ情報が書いてあるので、広告でありながらも読んでもらいやすいという特徴があります。
なぜSNSやニュースアプリを利用するかと言うと、生活者の可処分時間がそこに多く使われているからです。
可処分時間とは、その人が使える時間のことで、広告の観点で言えばどれだけ接触機会が多いかを表しています。
TVが王様だったのは、もちろん映像という最強の伝達手段だということもありますが、みんながTVを見ていたからです。つまり可処分時間の配分が多かったからです。
今ではネット利用時間の方が長くなっています。普段の生活を振り返ってみてください。SNSやニュースアプリ、LINE以外で何に時間を使っていますか?
なので、人の集まっている場所で広告するためには、SNSやニュースアプリで広告を出さなければいけません。
そしてその時、従来の広告の形(商品LP)では、「これは違う」という反応になってしまいます。そこで、ユーザー体験を損ねない形としての記事LPが活躍するという構図になっています。
では、効果的な記事LPの使い方について明日またお話します。