アイスが好きです。
こういう内蓋に書かれているちょっとしたお話も好きです。
お菓子とかでもよくありますよね。箱の裏側にちょっとしたメッセージが書かれていることが。
外装に入れられる情報は限られているので、中にちょっとしたお話を書いている商品は多いです。
顧客にメッセージを伝えたいと思っていなければ、内蓋のデザインはただの無地や商品ロゴなどで済ませてしまいます。
顧客に価値を伝えるメッセージは多い方が良いです。
なぜなら、顧客は買うまではあれこれ情報を集めますが、買った後にはそのことを忘れてしまっているからです。
商品の価値を受け取る前に、改めてどんな価値のある商品なのかを伝えることで、顧客の満足度を高めることができます。
このアイスの例だと、「おいしさのヒミツ」を食べる直前に伝えることで、おいしい理由を頭の中に入れることに成功しています。
食べる直前に「なぜおいしいのか?」を伝えておくことで、おいしい前提で食べ始めてもらうことができます。
脳に食べる前から「おいしい」という刷り込みをしているような状態です。
何を伝えるかはいろいろありますが、気にしなければ無地で済ませてしまうようなスペースを使って、顧客に伝えたいことをとことん伝えることが大切です。
食品などはよく見かけますが、その他の商品でも同じことはできます。
営業資料の裏面、資料を入れるクリアフォルダや封筒など。
通販なら商品の配送箱など、いろんなところの余白を活用することができます。
名刺などもそうですよね。
ただの名札ではなく、営業ツールになる名刺を作っている人もいます。
(初対面の人への売り込みが強すぎるので僕はやりませんが)
例えばフィットネスジムなら、トレーニングマシンに筋トレを鼓舞するメッセージを書いたり、より負荷をかけるためのトレーニングの方法について書いたりできます。
ジムで販売している商品の特徴などを書くとセールス色が強くなるので、顧客が価値を受け取るための後押しになるような情報を伝えるようにすれば、顧客にとっても喜ばれるものになります。
この手法を「余白アピール法」と名付けます。(思いつき)
ーマーケティングは一日にして成らずー
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