コンサルティングビジネスは、知識の格差がある状況において成立するビジネスです。
経営コンサルティングであれば、経営についての知識が不足していると感じている経営者が依頼をします。
ITコンサルティングであれば、ITについての知識が不足していると感じている企業が依頼をします。
何をやれば良いのか、どうやれば上手くできるのか分からない企業は、コンサルティングを依頼することで、やるべきことがわかり、やり方がわかり、結果を出せます。
ですが、自社に経営の知識があったり、ITの知識があったりする場合は、コンサルティングを依頼する必要はありません。
そういう会社がコンサルタントを雇っても、大きな成果には繋がりづらいです。なぜなら、知識の差があまりないからです。
80点を100点にしようとする時、コンサルティングの効果は薄れます。
知識というのは過去の実績から来るものです。
私たちが普段使っている言葉や計算なども同じです。
過去の人たちがたどり着き、伝えてきた過去の実績です。
50点を80点にするのは、過去の成功モデルをもとに正しいことを正しくやればできますが、80点を100点にするためには、成功の見えていない未来を現実にするための実行も必要になります。
ですが幸いなことに、99%以上の企業が中小企業で、50点を80点にできれば今よりも大きな成果を手に入れることができる状況です。
なので、本来コンサルティングを活用することで、事業を今よりも成長させることができるのですが、実際には伸び代の少ない大企業の方がコンサルティングを積極的に活用しているという状況もあります。
間違ったやり方をやり続けて、事業成長の踊り場でウロウロとしている企業はたくさんあります。
適切な投資のために、コンサルティングを活用することができます。
ー マーケティングは一日にして成らず ー