既存事業が安定、もしくは落ち込み始めると、新規事業によって収益の柱を増やそうと思う企業は多いです。
本当はリスクを負いやすいので、好調の時に新規事業を増やす方が良いのですが。。
新規事業を作る時にやってはいけないことは、最初から大きく始めることです。
うまくいくかどうかはやってみなければいけません。
10回やって1回うまくいけば良い方です。
なので、小さく始めていけるかいけないかを判断する必要があります。
大きな成功に向けてのステップを作り、実現しやすい小さな成功を積み重ねていく形です。
小さく始める事業、特に個人や小規模で始める事業に関して、効果的な方法があります。
それは、商品単価を高くすることです。
小規模で始めるということは、リソースが十分にないことを表します。
なので、低単価商品をたくさん売る場合、顧客対応が大変になります。
場合によっては、対応にミスがあり、顧客を手放すことにも繋がります。
ですが高単価商品を売る場合、顧客の数は少なくて済みます。
すると、1人の顧客に対して手厚くサービス提供ができ、顧客満足度も高まり、提供価値も高めることができます。
「でも、高い商品を売るのは難しいのでは?」と思うかもしれません。
安心してください。
世の中には不満が溢れています。
この不満を解消してくれるならお金を出したいと考えている人は多いです。
つまり、今ある商品では叶えられていない理想的な状態に導ける商品を売れば、高くても売れるということです。
情報が多く、価値観も多様化している今、個人に合わせた価値提供ができれば、高い商品は売れます。
まずはそこから始めることが、新規事業成功への第一歩です。
ーマーケティングは一日にして成らずー