マーケティングは誰のためのもの?

マーケティングは抽象度を高めれば、どんなことにでも活用できる考え方になります。

マーケティングとは、「価値と価値の交換をスムーズにする仕組みづくり」のことです。

通常は商品の販売に活用する考え方なので、「価値(商品)」と「価値(代金)」の交換をスムーズにする仕組みを作ることです。

マーケティングを考える時に、この価値の枠組みに入るものを(商品)ではなく、(体験)と捉えたり、(代金)に入るものを(満足)と捉えたりしている人もいます。

人によって経験してきたことは違います。なので、マーケティングに対しても経験したことや大事にしていることが違うので、表現が十人十色になっているのです。

だから、みんなマーケティングの話をしているのに、違う話のように聞こえてしまいます。そのため、いろんなマーケティングがあるように感じられてしまっています。

「価値(報酬)」と「価値(労働)」の交換をスムーズにする仕組みを作ることと捉えれば、マーケティングは採用活動に活かせる考え方になります。

「価値(感情)」と「価値(感情)」の交換をスムーズにする仕組みを作ることと捉えれば、マーケティングは人付き合いに活かせる考え方になります。

世の中の多くの人は、具体的な出来事を元にマーケティングを理解しようするから、どれだけ情報を集めてもわからないことだらけで、一体何が正しいのかわからない状況になります。

常に本質を捉えて、そのことについて理解を深めるための時間を作り、自身の考え方を整理するようにしてください。

 

平岡 大輔

株式会社テマヒマ 代表取締役/マーケティング歴20年/事業成長に悩む企業のweb集客ROI改善を支援/売れるLP改善を得意とし、大手から中小企業まで100本以上のLPを改善/著書『売れるランディングページ改善の法則(技術評論社)』

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