Googleがデジタルマーケティングの教育コンテンツを提供しています。
「デジタルワークショップ」というサービスで、動画を見て、実践問題を解くというような流れで構成されています。
少し見てみましたが、回答は選択式で簡単に進めることができる内容でした。カリキュラム終了後にはGoogleからのに修了証がもらえるみたいです。やる気に繋がりますよね。
カリキュラムや事例の内容から、小規模事業主向けに必要な情報を網羅しているような印象を受けました。Facebookもそうですが、中小規模の事業主の利用促進を加速させています。
広告代理店を介さずとも運用ができ、深い知識がなくても使えるような使い方になっているので、個人や事業主が自分たちで広告できる環境が整って来ています。(Googleは管理画面がまだ複雑ですが・・)
ターゲットを特定できる、エリアを特定できる、結果をすぐに確認できる、これまで広告代理店の知見でベースでやっていたことが、データを利用することで精度が高く、かつ楽にできるようになってきています。
自動最適化やレスポンシブ広告など、代理店も媒体側の優れた機能に頼った運用をしています。それは手抜きということではなく、その方が効果的で効率的だからです。それほどまでに媒体側の利便性が高まっています。そして代理店の存在価値が薄れていっている証拠でもあります。
調整がパフォーマンスを高めるということもありますが、実際はそんなに細かく1つ1つのアカウントに張り付いて見れていません。大口の絶対に落とせないアカウントなら別ですが、あなたの会社のアカウントはそこまでの扱いを受けられていない可能性が高いです。
最近ではその運用調整自体も機械に任せる仕組みがでっきてきています。オペレーションは人間がやるよりも機械の方が得意な作業です。実績から決まったパターンのアクションをとる、それを正確に、早く、確実にする、これらは機械の方が得意な作業ですよね。
なぜ、営業担当社がいて運用担当者がいないのか?
これまで運用代理店が担っていた役割をどんどんと機械が担うようになってきています。実際に一部の大企業などは内製化を進めています。何故、多くの企業は営業担当を自社に雇用しているのに、web上での集客を担う運用担当者を社内に置いていないのでしょうか?
それは、広告が商品を売るために行うことだという認識がまだ足りていないからだと思います。投資ではなく、ただの費用として考えているということです。
商品を売る時に「営業担当がいるな」とすぐに考えると思います。でも、それがwebの話になると「どこに頼もうか?」となります。
駆け出しの会社であれば、人を雇うのは大きな負担になるので、営業代行などのアウトソーシングをすることもあると思います。でも、webの集客は外注せずに自分でちまちまとやっていたりします。
営業を雇っている企業が、web集客を外注して、営業を外注している会社が、web集客を内製してます。同じ集客なのに、なんか変ですよね。
webはインフラとして捉えるべきだと思っています。でも、中小規模の企業の内情はまだチャネル(セールスの手段)としても活用しきれていないと感じています。
中小規模の企業の時代
そういう企業に対して、Googleの「デジタルワークショップ」はとても有効な教育コンテンツだと思っています。まず何から始めればわからない事業社が多い中で、身近な存在のGoogleが提供する無料の教材は頼りになります。
こういうものをきっかけに、自社のweb集客を自分で理解して実践していく企業が増えていくことが期待できます。
テマヒマでは「ムズカシイをカンタンにする」というミッションを掲げていますが、GoogleさんやFacebookさんがweb集客においては、その重要な役割を担っていってくれるみたいですので、この分野については希望が持てるなと感じています。
マクロな視点ではなくミクロな視点で、事業主が理解できてすぐに活用できる、これが大切だと思っています。
世の中の教材の多くは、マクロ視点から入るので、中小規模の事業者にはとっつきにくくなっています。かつ、目下の売上を上げるためには必要のない情報なことがほとんどです。もちろん大局を捉えることは必要ですが、地べたで商売をしている側からはTooMuchな情報です。
これからは中小の企業が自分たちの力でビジネスを加速させて、底上げをしていく時代だと僕は思っています。そして、テマヒマはそこに貢献していきたいと考えています。
是非お時間有る時にトライしてみてください。
https://digitalworkshop-jp.withgoogle.com/
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