コロナ不況へのマーケティング

  1. コラム

「好況よし、不況さらによし」松下幸之助さんの言葉です。

「好景気のときは、駆け足をしているようなものだ。一方、不景気はゆるゆる歩いているようなものだ。駆け足のときは他に目が移らないから、欠陥があっても目につかないが、ゆるゆる歩いているときは前後左右に目が移るから欠陥に目がつき、修復訂正ができる」

という考え方だそうです。

世の中の経済活動がおとなしくなる時に、無理に攻めても期待通りの反応を得にくくなります。なので、今の事業が無くなったらどうするか?今の事業を無くさないために何ができるか?そういうことを本気で考えられるタイミングなのだと思います。

攻められないなら、今のうちに守りを固めるという方針もとれます。アフターサービスを充実させる、商品改良に取り組む、社員教育に投資するなど。

マクドナルドは急拡大後に業績悪化したした時、店舗縮小に走るのではなく、店舗スタッフの教育へ投資することで、コストカットすることなく、V字回復を実現しました。店舗スタッフの良し悪しが、店舗ビジネスのセンターピンだと当時の経営者はわかっていたからです。

先行き不安だからコストを減らして、利益を蓄えておくということはもちろん理解できますが、世の中の企業全体がそういう対応を取ることで、必然的にどの企業も売上は減っていきます。

自社の事業で収益を上げるための最も重要なポイントが明確であれば、そこに投資することで売上拡大に繋げられます。

これから訪れるチャンス

僕らのような小さな企業は、不況の今が勝どきだと考えています。なぜなら、多くの企業がコスト削減はしつつも、活動停止することはできないので、これまでよりコスパの良い施策やパートナーを探し出すからです。

大きな会社にまるっと任せていたことを、必要に応じて最適なパートナーに依頼するようになります。そうなれば、小規模事業者だけでなく、フリーランスの活用をも後押しするうねりになると思っています。

テマヒマに関して言えば、収益上げる仕組みづくりを支援しているので、不況下における需要の高まりが予測されます。今までのやり方では売上を維持できなくなるからです。

新しいこと、これまでと違ったこと、できてなかったことに取り組む中小企業の経営者が増えます。不況下で事業を安定化させるための解決策に、マーケティングの活用が考えられるのは必至です。

中規模以上の企業においても、社員のスキルアップに投資する企業が増えることも期待できます。企業向けのマーケティング研修のようなものも商品としては考えられます。

また個人においても、務めている企業の状態がどうなるかわからない場合、スキルを身に着けて新たな稼ぎ口を作れるようにしようとする人も増えます。個人相手のスキルアップ支援なども商品として考えられます。

不況が好機な理由

ビジネスは誰かの課題を解決するためにあります。不況になればなるほど、人の課題は増えます。つまり、ビジネスチャンスが増えるということです。

僕らのような小さな企業は持ち味である小回りの良さを最大限に発揮する時です。大企業においても、市場環境に合わせた新規事業に乗り出すチャンスです。

不況だからと縮こまっている企業が増える今こそ、やる企業にとってはチャンスの時だと僕は感じています。

ワクワクしてきますね!

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平岡 大輔

プロモーション領域の端から端までを熟知しているバランス型マーケター。
総合広告会社でTVCM中心にマスメディアのプランニングに従事。
web系ベンチャー企業でクリエイティブ事業部の責任者として多数のwebサイト開発に取り組みながら、EC企業のマーケティングコンサルタントとしても活躍。D2C企業の経営に参画し、年間5億円の広告費を使いながら理論と実践のPDCAを回している。マーケティングのプランニングからディレクションまでを得意領域としており、チームビルディング・チームマネジメントにも精通。

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