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できない部下が存在する理由とは?

昨日、奥様から会社であった出来事の話を聞きました。

奥様の後ろの島の席に新人さんがいるそうです。

新人と言っても、1年研修をするような企業なので2年目の社員です。

OJTをしている主任のところに偉い人がやってきて雑談を始めました。

新人さんは気をきかして偉い人に空いている椅子を渡したのですが、後から「もう椅子を出さないように」と主任に注意されます。

理由は、その時急ぎの仕事に追われていたので、話の長い偉い人に居座られて、どうでも良い話に付き合わされて困ったから、というものです。

周りのことをよく観察して行動を取らないと、顧客対応をする時にも困ることになる、というようなフィードバックを受けていたようなのですが、この新人さんのとった行動は間違いだったと言えるのでしょうか?

見方を変えれば、長話をしたい偉い人の気持ちを汲み取って椅子を出したことになるので、周りのことを観察しているし、配慮もできる人だと言えます。

逆に、主任はただ自分のことしか考えられていない、周りへの配慮ができない人ということになります。

完全なブーメランですよね。

新人さんが先輩社員と同じようにできないのは当然です。

だから部下というポジションを与えられて仕事をしているのですから。

多くの場合、仕事のできるできないは、経験のあるなしで決まります。

部下が上司よりも仕事ができないのは当たり前です。

その部下を如何に仕事ができる社員にするかが、上司の役割です。

部下が仕事ができない=上司が部下をうまく使えていない、ということです。

部下をディスる上司がよくいますが、それは同時に自分の無能を公表しているのと同じです。

社員をディスる社長も同じです。

その社員が成果を出せる仕組みを作れていない自分の無能を、アピールしているに過ぎません。

どんな人でもそれなりの成果を出せる人にできるのが、組織の強みだということを忘れてはいけません。

ーマーケティングは一日にして成らずー

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