マーケティングの原理原則

物事には本質があり、常にそれを意識することが正しい結果へと導きます。

息子(3才)が体調を崩しました。一昨日の夜に38.5度の熱が出て、昨日の朝は37.5度程度まで下がっていたものの、ぐったりしている様子でした。台風も来ているので保育園を休ませて、昨日は自宅待機することに。

その時は「ゆっくりさせておけば大丈夫やろう」と軽く考えていた。食欲はあまりないようで、大好きなのりたまご飯も、2口ほどしか食べない。

お昼前になると、徐々に息が荒くなり、表情が曇ってきた。この時の体温は39.5度。「これはいかん」と思い、すぐ病院へ駆け込んだ。

台風の影響からから待合に患者がおらず、すぐに診察してもらえた。まさに不幸中の幸い。

診察の結果、おそらくアデノウィルスだろうということでした。通称プール熱。6月から10月の夏の時期に感染し易い、流行性の病気です。結膜炎、喉の痛み、発熱というのが主な症状で、うちの息子もまさにそんな感じでした。

息子を連れていった病院は、僕が高熱の時にセカンドオピニオンでお世話になった病院です。あれ以来、信頼を寄せています。家からも近い。

喉の薬と解熱剤を処方してもらいました。あとは安静にしておいてと言われました。症状は3日〜5日程度続くようです。風邪に効く特効薬はないので、治すためには水分をよく摂って安静にしておくしかありません。これが風邪への対処の原理原則です。

特効薬求めていない?


マーケティングの原理原則は、適切なターゲットに、適切な情報を、適切な手段で提供すること。ターゲットが買うことを決断するのに十分な情報を提供すること。買わないのが無理な状況をつくること。また、商品の価値を高めると同時に売り手と買い手の関係を構築すること、などです。

それらをどうやるかは企業ごと、事業の段階ごとに変わります。他社で成功したものがあなたの事業にそのまま当てはめてもうまくいかないのはその理由からです。

つまりは、顧客のことを考えることがマーケティングの原理原則です。

この本質がわかっていれば、あなたが今やるべきことは具体的になります。風邪の時に「消化の良い物を食べて」「水分をこまめに取り」「よく寝る」のと同じです。

症状の出方によって、痛みを和らげるための対処法はあります。でも、それによって症状の原因自体が無くなるわけではありません。本質を無視した対処法には落とし穴があるということを頭に置いて、マーケティング施策の選定をするようにしてください。

p.s.
昨夜、40度を超える発熱をしてもがき苦しみ。夜中もちょいちょい起きてしまうような状況です。

なんで自分がこんな苦しい思いをしているのかもよくわかっていない息子は、余計にしんどいだろうなと、とても可愛そうな気持ちになります。
息子の完治と共に、自分にも感染していないことを切に願います。
 

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