食パン専門店は完成されたビジネスモデル

  1. コラム

手土産で食パンをもらいました。銀座の名店と呼ばれている「セントル・ザ・ベーカリー」のものでした。しっとりとして肉厚な食感とほんのり甘みのある味にはまってしまいました。昨日は食パンを持ち歩き、1日食パンだけで過ごしてしまうほどに。笑

最近、食パンはブームです。専門店が増えているのもあると思いますが、手軽なお土産としてちょうど良いのもあると思います。うちも毎朝トーストを焼いて食べてるので、おいしい食パンをもらえると嬉しいです。

新たなビジネスモデルとその仕掛け人

食パン専門店の仕掛け人がいるのはご存知ですか?国内外で60店舗を超える食パン専門店をプロデュースしている凄腕の人がいます。それがベーカリープロデューサーの岸本拓也さんです。

自身でもパン屋を営みながら、食パン専門店の開業支援をしています。素人でもレシピ通りに作ればおいしいパンができるので、未経験でも繁盛店を開業できてしまうそうです。

依頼すると、企画・デザイン・店舗設計・設備などなど開業資金として2~3000万円くらいだったと思いますが、それを準備すればOPEN日から行列ができてしまうお店に仕上げてくれます。

特徴的なのは店舗名です。「考えた人すごいわ」「くちどけの朝じゃなきゃ」「これ半端ないって」などキャッチーで興味を引くネーミングになっています。これによって記憶に残りやすく、人に伝えやすいお店になります。

OPEN日から行列を作る秘訣

そして行列ができる最大の仕掛けがあります。OPENまでは何屋かは伏せておき、気になるネーミングやビジュアルを掲げた看板を露出しつつも、OPENまでは何屋かは伏せておくことです。

「この店なんだろう?」と道行く人たちの中にワクワク感を作ることで、店舗を広告として機能させています。その効果でOPEN日から行列ができ、口コミを作る秘訣になっています。

パンの作り方もプロモーションも計算され尽くされたビジネスモデルだなと感じました。

パン屋さんの総合プロデュースはできないですが、自身の経験を生かしてD2Cビジネスの総合プロデュースはやってみてもおもしろいなと思っています。

参考 https://totszen-package.jp/

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平岡 大輔

プロモーション領域の端から端までを熟知しているバランス型マーケター。
総合広告会社でTVCM中心にマスメディアのプランニングに従事。
web系ベンチャー企業でクリエイティブ事業部の責任者として多数のwebサイト開発に取り組みながら、EC企業のマーケティングコンサルタントとしても活躍。D2C企業の経営に参画し、年間5億円の広告費を使いながら理論と実践のPDCAを回している。マーケティングのプランニングからディレクションまでを得意領域としており、チームビルディング・チームマネジメントにも精通。

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