マーケティングは誰の仕事?

  1. コラム

昨日、古巣の後輩が独立するということで報告を受けていました。「これを成し遂げる!」というものがあるわけでは無いみたいですが、自分の興味ある分野に自分の意志と責任で立ち向かえる状況を作りたいと思ったそうです。

なので、「やりたいことがあるなら、まず稼げ。」とアドバイスをしました。自分が提供する価値の総量を増やさないと、やりたいことに取り組む時間を作れないし、使えるお金が無いと人も集めづらいからです。

そのためにマーケティングは必須だと伝えました。

マーケター、マーケティング人材という言葉をよく耳にするようになりましたが、最もマーケティングを実践すべきは経営者だと考えています。誰が顧客になるのか、どんな価値を提供するのか、どうやってそれを実現するのか。事業運営そのものですよね。

うまくいっているビジネスは必ずマーケティングできています。

それぞれのキャリアや立場からそれを、経営と言ったり、デザインと言ったり、表現はまちまちですが、実際にやっていることはマーケティングだと言えます。

経営者がマーケティングを理解して操れていれば、そのビジネスは成功へと向かっていきます。でも、多くの企業がうまく行っていないと感じています。

ビジネスがうまく行っていない原因

それは、「マーケティングを理解できていない」もしくは「マーケティングを操れていない」ことが原因です。

多くの人がお勉強的に学ぶマーケティング本などで話されている4P・3Cなどのフレームワークに溺れて、実行に移せない計画づくりばかりをしてしまっています。また、楽にうまくやりたいと魔法の杖を求めて、偏った手法に次々手を出すようなことをしてしまっています。

仮に、本質的な情報に触れてマーケティングを理解していたとしても、それを操ることはとても難しいので、多くの企業が収益を安定化させて成長し続けることが難いと感じています。

やれば良いことはわかっていても、それをその通りにやれる人が社内に居ないという問題が出てくるので、マーケティングを操ることは難しくなります。やれる人を集めようにも、コスパの合わない人材ばかりです。

その時、必要になってくるのは社内人材を如何に育てるかや、未経験でもマーケティングの仕事に魅力を感じているやる気のある人材を採用して磨き上げるか、だと思っています。

 

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平岡 大輔

プロモーション領域の端から端までを熟知しているバランス型マーケター。
総合広告会社でTVCM中心にマスメディアのプランニングに従事。
web系ベンチャー企業でクリエイティブ事業部の責任者として多数のwebサイト開発に取り組みながら、EC企業のマーケティングコンサルタントとしても活躍。D2C企業の経営に参画し、年間5億円の広告費を使いながら理論と実践のPDCAを回している。マーケティングのプランニングからディレクションまでを得意領域としており、チームビルディング・チームマネジメントにも精通。

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