うまく真似る方法

古来より、守・破・離という考え方があります。

師の教えに従い、まずは型を覚え、そして型を破り、独自の方法を追求する、という熟達のためのステップです。

多くの物事は既に誰かが経験しているものです。

ビジネスにおいても、私たちが直面している出来事は、過去に誰かが経験し、その解決法が解明されています。

マーケティングにおいても様々な型がありますが、使い方を間違えるとうまく機能しません。

TTP(徹底的にパクれ)という考え方もありますが、全く同じことを倍以上の量こなせる場合は成功法則になりますが、同じことを同じようにするだけでは、後発は勝ちづらかったりします。

先行している企業に実績も信用も追いつかないからです。

なのでもし、リソース的に先行している企業の倍の量をこなせないとすると、攻め方をずらす必要が出てきます。

その場合は、先行する企業が見落としている、もしくは対応しきれていない顧客のニーズに対して価値を提供するようにします。

そうすることで、後発だったとしても自分達の市場を作ることができます。

この時、真似るべきは売っている商品や提供しているサービスではなく、誰のどんな欲求を叶えるため、どんな課題を解決するために、その価値提供になっているのかや、顧客のどんな満足を得るために、そのサービスや売り方をしているのかという、やっていることの背景にあるものです。

そうすれば、アウトプットが全く同じものにならず、顧客にとっても「既にあるもの」ではなく、「新しい何か」という見られ方になります。

ーマーケティングは一日にして成らずー
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