ネットの闇:SNSフォロワー

  1. コラム

「ネットの闇」的なネタが好きです。世間一般からすると、「えぇー!そんなことが起こってるの?」という反応が出がちですが、業界内では一般的なことだったりするからです。

自分は加担していないと思っていても、広告代理店を介するビジネス構造上、知らず知らずのうちに関わりを持っているケースがあります。

でもその実態は詳しくわかっていなかったりするので、それを暴露してくれる特集はとても興味深いです。

「潜入取材!フォロワー3万人買ってみた」という、まさにネットの闇紹介記事がありました。フォロワーを買うという行為が行われていること、どういう仕組でそのフォロワーが仕入れられているのかということについての取材記事です。

どういう仕組でフォローするアカウントを仕入れているのかなどが知れておもしろかったです。

インフルエンサー活用の流れ

SNS投稿を利用したプロモーションは年々増えています。より個人間での情報共有が活発になっている今、如何に周囲に影響力を持つ声の総量を増やすのか?がマーケティングにおいても重要な施策と言えます。

インスタグラマーという存在も普及し、企業の商品を宣伝する一般人が増えています。1万フォロワー以上いる女性の方だと、日々案件紹介のDMが届くそうです。

積極的に小遣い稼ぎをしている子だと複数の代理店と常時繋がり、最も良い条件を出してきた相手からの依頼を受けるなど、よりビジネスとしての体をなしてきています。

ソリューションとしての難易度が高くないことから、代理店業に参入する企業が増えています。そのため、フォロワー数の多い女性は日々お誘いDMが届いていると聞きました。

最近では大手プロダクションがインフルエンサー事業を運営するような流れも出てきているので、よりインフルエンサー活用の市場が大きくなっていくことが見て取れます。

買ってまでフォロワー数を増やす理由

インスタグラムなどのSNSでフォロワー数は値付けのための1つの指標として扱われます。より多くの人への影響力を持つ判断基準になるからです。

フォロワー数が多いと代理店からのお声がけもされやすくなるので、企業PRで小金稼ぎをしたい人からすれば、フォロワー数を増やすことが成功の第一歩です。

なので初期投資として、フォロワー数を増やしてくれる業者に依頼するという流れが生まれます。フォロワー数が多いのに、投稿へのアクションが少ない、やけに外国人のフォロワーが多いという特徴があれば、フォロワーを買っているのではないか?と疑われます。

最近ではそのことも認知され始めているので、投稿へのアクション数を重要指標として扱う流れも出てきています。

とはいえ、1フォロワー●円換算での商売がまだまだ主流です。これまでインフルエンサーPR施策をやったことがなかった企業などに、どんどんとその裾野が広がってきている状況です。

活用のポイント


インフルエンサーPR施策をより効果的にやるポイントとしては、自社の商品に合った文脈の投稿を積み重ねてきている人と提携することです。そのために、提案を受けたインフルエンサーのアカウントは必ずチェックするようにしてください。テマとヒマをかけましょう。

あとは、こちらの用意した原稿ではなく、実際に商品を使ってもらった素の感想をコメントしてもらうようにすることです。もちろん見当違いなことを発信されると意味がないので、こちらが実感してほしい部分、顧客にどこをおすすめしたいのかを伝えた上で、実際にそのオススメ部分がどうだったのかをコメントしてもらうようにします。

参考
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190522/k10011925201000.html?fbclid=IwAR0-dDjTC3zN5UM9WRVg56COb9W-1iaYdldYuCBAIp5czzzqjgHW5xBhpQ8

 

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平岡 大輔

プロモーション領域の端から端までを熟知しているバランス型マーケター。
総合広告会社でTVCM中心にマスメディアのプランニングに従事。
web系ベンチャー企業でクリエイティブ事業部の責任者として多数のwebサイト開発に取り組みながら、EC企業のマーケティングコンサルタントとしても活躍。D2C企業の経営に参画し、年間5億円の広告費を使いながら理論と実践のPDCAを回している。マーケティングのプランニングからディレクションまでを得意領域としており、チームビルディング・チームマネジメントにも精通。

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