売れないのは商品のせいではない

アメリカで人工股関節全置換術を両側でやると、1800万円。日本だと、3万円。日本はありがたすぎるよ。皆さんから1797万円頂いたようなもの 社会保険料払ってて、良かったぁ。

という投稿がありました。

単純に凄く恵まれているなと思いました。

これを聞くと国民を助ける仕組みを国はちゃんと提供してくれてると分かります。

ですが実際には、国がどういうサポートをしてくれているのかを知らない人の方が多いと思います。

調べれば個人が使える助成金や支援金などはいろいろあります。

でも、そういうものの存在を知らないばかりに「国は何もしてくれない」などと文句を言っている人たちは多いです。

これはマーケティングでも起こっている現象です。

商品の価値をきちんと伝えられていないことが原因で、商品が売れていないことは多いです。

商品自体の価値がないのではなく、そのことを知ってもらい、興味を持ってもらい、納得してもらい、選んでもらうためのプロセスが不足しているために、買ってもらえない状況が生まれています。

多くの場合、自分達の商品の良さを熱烈にアピールしてしまっていると思います。

それでは売れません。

なぜなら、買い手はあなたの商品に興味はないからです。

買い手が興味を持っているのは、自分の課題がどうすれば解決するのか?だけです。

なので、あなたの商品を熱烈にアピールするのではなく、見込み客がどんな課題を抱えていて、そのための解決策を示すことが大切です。

そのための最も効果的で効率的でコスパの良い方法が、あなたの商品を使うことだと見込み客が信じてくれれば、その時あなたの商品は買ってもらえます。

顧客に十分に価値を伝えられていますか?

ーマーケティングは一日にして成らずー
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平岡 大輔

株式会社テマヒマ 代表取締役/マーケティング歴20年/事業成長に悩む企業のweb集客ROI改善を支援/売れるLP改善を得意とし、大手から中小企業まで100本以上のLPを改善/著書『売れるランディングページ改善の法則(技術評論社)』

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