これからの運用広告の取り組み方

  1. プロモーション

今週はBirthday Weekです。

昨日はアクイジオジャパンさんに焼肉をご馳走になりました。アクイジオジャパンさんは「アクイジオ」という北米発の運用型広告のプラットフォームを提供しています。アクイジオは広告主が運用型広告を効果的・効率的に運用していくための解決策だと僕は思っています。


何ができるツールかというと、リスティング広告やディスプレイ広告、Facebook広告などの運用型広告を一元管理できます。入稿、出稿、レポートという運用業務をこのツールを使うことで手間なく行えます。(一部開発中の機能はあります)

1番の特徴は自動入札の精度だと思います。一元管理・自動入札をするツールは既にいくつか出回ってますが、それらとの大きな違いは運用精度を高めるための学習機会を30分に1回設けていることです。(他のツールは1日に1回程度)

通常の自動入札ツールだと、学習のために莫大な予算や長い期間が必要でした。「アクイジオ」ではこの機能により、低額予算の広告主でも運用の最適化が短い期間でできるようになります。

もうひとつの大きな特徴が、月間の予算上限を設定できるところです。これによりほぼ予算内で最適な出稿をしてくれるので、本当の意味での自動化が実現します。

目標のクリック単価に合わせて運用をし続ける仕組みだと、出せれば出せるだけ出てしまうので、月間の予算上限に応じて運用担当者が予算設定を変更して、配信量の調整をしています。

運用代行というビジネスを知る


●運用代行会社の内情

通常、運用代行会社の運用担当者は1人で数十社のクライアントを抱えてます。そのため、持っているアカウント全てを毎日チェックして手を加えられていないと思います。

月間何千万も使うような上得意であれば社内の体制も強固になっていると思いますが、中小規模の広告主にはそんなにテマをかけられません。これは経済合理性から仕方のない判断だと思います。

●広告主が良かれと思ってやってしまう間違い

手数料を低く抑えたいがために、手数料が低く固定されている、成果報酬型になっているようなサービスを選ぶ広告主がいます。これは賢い選択ではないと考えてます。

なぜなら利益が低い事業で採算を合わせるためには数をとらなければなりません。そうすると1人あたりの業務量が多くなり、1社に対してかける工数を少なくせざるをえません。広告主としては、結果的に安かろう悪かろうをつかむことになります。


成果報酬型のサービスも最近よく目にしますが、これも危険です。なぜなら成果を出しても出さなくても相手に非はないからです。

テマをかけず適当な運用をしていて成果が出ればラッキー、でなくても痛みがない、運用会社の方のリスクは極めて小さいと言えます。

広告主には成果に繋がらない媒体費と、そこに掛けた数ヶ月の時間を失うというリスクがあります。数年前にいた外部リンクを貼るだけのSEO業者のような感じに思えます。

アクイジオの精度の高い自動最適化機能によって、出稿の最適化に関してはほぼ手放しでやっていけます。

リスティング広告の運用代行会社は世の中にたくさんありますが、だいたい15~20%の手数料が取られます。アクイジオを使えば媒体費の数%をツール利用料として支払うだけなので、それだけで10〜15%程度のコスト削減ができます。

運用業務として、初期のアカウント設計と広告キャンペーンの追加・削除が適宜ありますが、運用設定業務と運用結果を踏まえた広告設定の変更作業だけを、スポットで依頼するような座組をパートナーと組めば解決できます。

それによって、経験のある運用担当者を雇ったり、運用代行会社へ継続的に外注したりする必要がなくなります。無駄なコストを大幅に削減できます。

広告は「場所・人・タイミング」×「メッセージ」


広告主は運用のテマとコストをできるだけ軽減し、クリエイティブ開発に注力すべきと考えています。

なぜなら広告は「どこに出すか」と「何を言うか」の掛けあわせだからです。媒体の運用精度だけを高めるのは「どこに出すか」のみを追究している状態です。

適切な相手に適切なタイミングで配信ができたとしても、そこで発信したものが刺さらないメッセージがあれば、ターゲットの反応は得られません。

資本力のある会社は全てのKWを網羅的にかつ取りこぼしなく配信できます。でもそういう企業と戦わなければならない中小規模の広告主にはそんな戦い方はできません。


検索量自体を増やすことはできないので、その母数の中でできるだけ多くのクリックを集めるために、反応を得られる広告クリエイティブが必要です。

効果的にクリックを最大化するためには、「何を言うか」を磨いていくしかありません。

p.s.
テマヒマでもアクイジオを使ってリスティング広告の運用をしています。運用は基本受けないのですが、お世話になった方からの依頼ということもあり、運用にテマをかけないという条件で受けさせていただいてます。
運用し始めてちょうど3ヶ月が経過しました。クリック数は伸び、クリック単価は下がる、という理想的な形で進捗しています。それにともなって、獲得数も増え、獲得単価が下がる、という誰もが得たい結果を出せています。
運用にテマがかからないので、分析や広告クリエイティブの開発に限られた工数を割り振ることができています。

p.s.
ごちそうになったから宣伝したわけではありませんよ!

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平岡 大輔

プロモーション領域の端から端までを熟知しているバランス型マーケター。
総合広告会社でTVCM中心にマスメディアのプランニングに従事。
web系ベンチャー企業でクリエイティブ事業部の責任者として多数のwebサイト開発に取り組みながら、EC企業のマーケティングコンサルタントとしても活躍。D2C企業の経営に参画し、年間5億円の広告費を使いながら理論と実践のPDCAを回している。マーケティングのプランニングからディレクションまでを得意領域としており、チームビルディング・チームマネジメントにも精通。

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