薬の自販機

先週から体調を崩していました。

喉の痛みから始まり、咳が止まらず、頭痛に悩まされる日々。。

鼻水も1リットルくらい垂れ流したと思います。

痛み止めは限界まで飲まないようにしてるのですが、今回は流石に辛すぎたので、痛み止めを飲みながらなんとか横になって過ごしていました。

月曜朝イチで病院へ行ったところ、喘息がひどくなっているとのこと。

今年の1月に喘息が発症し、その時よりもひどくなっている状況でした。

お医者さんは喘息の薬を出しますね、とだけ言って終わろうとしたので。

「頭痛もひどくて鼻水も出るんですが…」とこちらから話を切り出すと、痛み止めと鼻水の薬も出しておきます、という返答。

ひどい医者ですよね。

これでは薬の販売機です。

そもそも診察室に入って、こちらの症状の確認をされていません。

予約時に伝えた症状から、何も聞かれず喘息の検査だけをされた状況です。

1月に喘息が発症していたので、それを疑うのはプロの経験による判断なので良いと思いますが、決めつけでその処置だけで済まそうとするのはプロの仕事ではありません。

違う病気を併発していたらどうするつもりなんだ?!と思いますよね。

僕もマーケティングのプロとして仕事をしてきていますが、自分の過去の実績だけで判断して施策を実行することはありません。

企業も違えば商品も違い、顧客も違えば、投資している額なども違うからです。

過去に成功した同じやり方を他の企業にそのまま当てはめても、うまくいかないことの方が多いです。

それくらいマーケティングとはいろんな要因によって成立しています。

思考プロセス、判断基準、仕事の進め方などは過去の成功体験に基づくものですが、何をするか?どうやるか?どれくらいやるか?は、企業の状況によって変わります。

なので、まず状況を知り、課題を見つけ、リソースを最大化するための対策を企業毎に見つけるようにしています。

もしコンサルタントを雇っていたり、他社で実績を出した人を雇った時は、その人の過去の成功体験をそのまま押しつけられていないかをチェックしてみてください。

もしそうなら、事業がうまく行っていない原因は、そこにあるかもしれません。
ーマーケティングは一日にして成らずー

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