ブランドを確立する必要性

  1. コラム
amazonが人気ブランドに似せた商品を、既製品の半値以下でPB商品化していることが話題になっています。

自社のプラットフォームに蓄積されたデータを元に、売れる商品のコピーをPB商品として増やしているようです。

場所貸し側がそこで商品を流通させてはいけない理屈はないと思います。amazonでなくても、amazon内で売れてる商品のリサーチはできますし、「親が子の邪魔をするなよ!」という感情的な議論なのではないかと個人的には感じます。

ブランド側としては、自分たちの作ったプロダクトを模倣されること、それを手頃な値段で手に入れられる状況を作られることに憤慨するのも理解できます。

ただ、市場原理に立ち返れば、顧客に求められるものが良い商品だということです。

その素材でその形の靴が欲しいだけの人は、amazonのPB商品を買うと思います。ただ、

アパレル商品に関して言えば、よりどのブランドを身に着けているか?が重要になる類の商品だと思うので、今までのファンの多くがamazonのコピーPB商品に流れるとも思えません。

むしろ自分の好きなブランドへの愛着をより強めるのではないかとも思います。

物質的価値が同じ商品であっても、それをどう捉えるかは顧客次第です。そのブランドと共にある意味をきちんと提供できていなければ、ただの履物としての価値しか感じさせられません。

amazonの販売によって、コモディティ化していくことは免れないと思います。それをピンチと捉えるか、新しい価値創造のチャンスと捉えるかもまた、捉え方次第と言えます。

自社の利益を守るために、模倣には対処していなかければいけないのは至極真っ当だと思います。でも生活者の利便性、より質の高い社会の実現のためには、競争原理を働かせることが大切だと、僕は思っています。

”競合なんて存在しない、市場を創る仲間だ。” それくらいの余裕を持って事業に取り組んでいきたいものです。

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平岡 大輔

プロモーション領域の端から端までを熟知しているバランス型マーケター。
総合広告会社でTVCM中心にマスメディアのプランニングに従事。
web系ベンチャー企業でクリエイティブ事業部の責任者として多数のwebサイト開発に取り組みながら、EC企業のマーケティングコンサルタントとしても活躍。D2C企業の経営に参画し、年間5億円の広告費を使いながら理論と実践のPDCAを回している。マーケティングのプランニングからディレクションまでを得意領域としており、チームビルディング・チームマネジメントにも精通。

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