価格を上げる方法

  1. プランニング

祝日は全員が休みなので家族ででかけるようにしています。

先日の敬老の日は、奥様のはからいで「ざうお」に行ってきました。

このお店は、店内のいけすから釣った魚を調理してくれるというシステムの魚料理屋さんです。

タイ、ヒラメ、アジ、アナゴ、アワビ、エビなど10種類ほどの魚介類がいけすに囲われています。

普通に注文もできるのですが、釣った魚を調理してもらう方が価格が安くなるという料金設定なので、基本的にはみんな釣ります。

釣った魚によって料金が違います。タイは3,000円、ヒラメは3,500円など。伊勢海老は時価で6,000円とかでした。

調理代は基本無料で、調理方法によってはプラス手数料がかかるものもあります。

お刺身、煮付け、塩焼き、唐揚げ、釜飯、お寿司など。

1匹の魚で2品作ってもらえるんですが、単価に直すと1品1,500円〜2,000円と、決して安くはない価格設定です。

エンタメ代が含まれてるので仕方ないなとは思うものの、料理単体でのコスパは悪い感じです。しかも釣りをするのに、竿代108円を追加徴収されるし。。

いろいろ食べたい派の僕は、大型の魚だとそれだけで終わってしまうのが嫌だったので、いくつか一品料理を頼みつつ、息子にアジ(1,000円)を釣ってほしいとオーダーを出しました。

アジはエサ釣りではなく引掛け釣りです。タイミングをあわせてハリを胴体に引っ掛けて釣ります。

アジの泳ぐいけすにはヒラメが同居しているので、ヒラメを釣らないように気をつけるように指示出し。(うまい配置)

アジの動きが素早く、息子のスキルではなかなか引っ掛けられないので、ここで父親登場。オヤジの力を見せつける時!と言わんばかりに珍しく集中。

5分ほど経過、

全然引っかからない。。

と思った瞬間!

ヒラメがハリに飛びついてきて、引っ掛けてしまいました。

狙ってない大型魚に一瞬落胆しつつも、これがエンタメだなと納得し、お刺身とからあげで美味しくいただきました。

その後、奥様が粘りに粘ってアジをGETしてくれたので、アジも食べることができました。

息子も楽しんでくれたようだったので良かったです。

+αが価格を高める

付加価値によって価格は上げられます。ただの料理では、同じようなものと比較されてしまいます。

釣った魚を食べられるという体験が客単1.2〜1.5倍にできる納得感になっています。

さらに僕らの行ったお店は立地もナイスです。新宿のワシントンホテルの中にある店舗だったので、海外旅行客で賑わっていました。

頻繁に行きたいお店ではないので日本人相手だけだとなかなか集客は難しそうですが、エンタメを求めてきている人たちがいる場所に開店させているところが巧妙だなと感じました。

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平岡 大輔

プロモーション領域の端から端までを熟知しているバランス型マーケター。
総合広告会社でTVCM中心にマスメディアのプランニングに従事。
web系ベンチャー企業でクリエイティブ事業部の責任者として多数のwebサイト開発に取り組みながら、EC企業のマーケティングコンサルタントとしても活躍。D2C企業の経営に参画し、年間5億円の広告費を使いながら理論と実践のPDCAを回している。マーケティングのプランニングからディレクションまでを得意領域としており、チームビルディング・チームマネジメントにも精通。

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