ビジネスとロックの共通点

  1. コラム

その道の専門家になってしまうと本質を見失うことがあります。そんな時に思い返してほしいヘヴィメタルミュージシャンの名言があります。

我々は理想的な姿を描けるようになることで、本当の目的を見失いがちです。

サイト内のデータを全て網羅的に分析してしまったり、インパクトの小さいページのヒートマップ解析をしてしまったり。広告コピーの一言一句を正しい日本語にしようとしたり。

企業としての正しさや、手法の正しさよりも大切なのは、顧客と見込み客を理解して、商品によって提供できる価値を磨くことです。

テクノロジーの発展によって、新たな施策やツールなどがどんどん登場しています。それらの手法を使い熟すことに必死になってしまっているマーケターも多いと思います。

僕自身も知見のためにあらゆる施策に手を出し、手法を追求してしまうことがあります。なので、常に顧客が求めていること、自分たちが提供できることを考えるようにしています。

そうしないと本質を見失ってしまうからです。その中で実験を繰り返しながら、最適解を探す旅を続けています。

迷ったら本質に立ち返る

どんな状態であれ、どんな売り方であれ、顧客に価値を届けられることが正義だと考えています。

マーケティングにおいて活用される行動心理も、騙しのテクニックだと言う人もいます。例え、それが騙しのテクニックだとしても、それを使うことで商品を届けることができ、顧客の満足を生み出せるのであれば何ら問題はありません。

顧客が求めているのは、悩みからの解放であり理想的な姿への到達だからです。そして、それを提供するのが企業の役目です。

PDCAを回していても変化がない状況に直面した時は、自分たちは何を提供しているのか?を突き詰めて、それに向かっていけば、完璧な仕事へのこだわりを捨てて、今よりももっと大胆にアクションしていけます。

 

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平岡 大輔

プロモーション領域の端から端までを熟知しているバランス型マーケター。
総合広告会社でTVCM中心にマスメディアのプランニングに従事。
web系ベンチャー企業でクリエイティブ事業部の責任者として多数のwebサイト開発に取り組みながら、EC企業のマーケティングコンサルタントとしても活躍。D2C企業の経営に参画し、年間5億円の広告費を使いながら理論と実践のPDCAを回している。マーケティングのプランニングからディレクションまでを得意領域としており、チームビルディング・チームマネジメントにも精通。

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