支援企業が使える提案の通し方

  1. コラム

大分県がやってくれました。

https://kamaenitachiyoru.com/

30代40代の方は見覚えのある方も多いタイトルだと思いますが、「かまいたちの夜」というゲームをパロったPRキャンペーンです。

実際にゲームを提供するのか、ただの出落ちなのかはまだわかりませんが、実際のかまいたちの夜と同じように、選択肢を選びながら物語を進めていくような演出があれば面白いですよね。

以前の記事でも紹介しましたが、ゲームを観光PRに使う自治体がどんどん増えていきそうです。

マーケティングの武器になるゲーム

良い企画が生まれる理由

こういう企画は、アイデアを出した人が持ち上げられる傾向がありますが、そのアイデアを採用したクライアントが素晴らしいと思っています。

どんな優れた企画も「やろう!」と意思決定してもらえなければ、実現は不可能です。

多くの場合は、「やったことがない」「自分がよくわからない」といった理由で、不採用になるケースが多いと思います。

提案する側を経験している人は、「なんでわかってくれないんだ!」「これをやればうまくいくのに…」と苦い思いをしたことがあると思います。

ですが、提案される側になってから「なんでこんな中身のない提案をしてくるんだ」「実施した時の具体的イメージができないから判断のしようがない」「どういう結果が手に入るのかを示してくれないとやる価値があると思えない」と感じることがよくあります。

つまり、提案側がアイデアだけを持ってきているケースが多いということです。

決定を出す側は結果を重視します。良いアイデアも実行できなければ絵に描いた餅ですし、結果が伴わなければただの自己満になります。

どちらの立場も経験している身としては、提案側がクライアントが見ている数字を共有されていない状況で、求める結果を導く絵を描くのが難しいということも理解してますし、信頼してない相手に重要な数字を共有することができないというクライアント側の理屈もわかります。

新規クライアントの獲得の近道

提案側が自分たちの提案を通す方法は、まず枝葉の仕事を取りに行くことです。

広告代理店なら1つの媒体、広告クリエイティブの作成、アカウントチェック、競合の出稿リサーチなど。

制作会社ならバナーの作成、LPの改修など小さなタスクや競合のクリエイティブリサーチなど。

ツールベンダーの場合は、ツールを実際に使ってどういうことができるのかを体験してもらうのもありですし、競合がどんなツールを使って何をしているのかをリサーチをしてあげるとかでも良いと思います。(どのツールを使ってるとかそういう表面上の情報ではないですよ)

失敗しても大した損失にならないような仕事なら提案は通りやすいです。成果報酬でやるのも手です。

そして、そこで期待以上の実績を作れば次の仕事へと繋がります。

多くの支援企業がいきなり本丸を攻め落とそうとしすぎです。

まずは領域に入り、外壁を乗り越え、城門に突入して、やっと本丸です。

取引実績が大してない広告代理店から「全部任せてもらえれば成果出せます」という提案をもらって、「ではお願いします」というクライアントはいないですよね。

その時点でセンスがないなと感じてしまいます。

でも、そういう会社を活用できるかどうかもクライアント側の采配次第なので、自社に興味を持ってくれている相手を如何に良きパートナーにしていくかもマーケターの腕の見せ所です。

p.s.

提案企業の担当者を、自社の未来のメンバーだと思って接するようにするのがおすすめです。

 

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平岡 大輔

プロモーション領域の端から端までを熟知しているバランス型マーケター。
総合広告会社でTVCM中心にマスメディアのプランニングに従事。
web系ベンチャー企業でクリエイティブ事業部の責任者として多数のwebサイト開発に取り組みながら、EC企業のマーケティングコンサルタントとしても活躍。D2C企業の経営に参画し、年間5億円の広告費を使いながら理論と実践のPDCAを回している。マーケティングのプランニングからディレクションまでを得意領域としており、チームビルディング・チームマネジメントにも精通。

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