活かせるインプット法

  1. コラム

インプットはアウトプットをして初めて完了する、という考え方があります。

「これは知っておいた方が良い」「いずれ必要になる」といった理由でインプットした情報はすぐに忘れてしまっていませんか?多くの場合は、それを使う機会すらないまま過ごしてしまっていたりします。

僕もインプットのためと思って買った本は積ん読状態、ブログなどもブックマークしたまま放置のものがたくさんあります。

インプット主体とアウトプット主体

何か必要に迫られた時のインプット、これをアウトプット主体のインプットと名付けます。インプットしようと思ってインプットした時と、アウトプットのためにしたインプットではそのあと得られるものが大きく違います。

インプット主体のインプットと、アウトプット主体のインプットとの間にある違いはなんなのか?

その違いは、インプットに望む姿勢にあります。

インプット主体のインプットの場合、「知識を入れよう」という態度でインプットをしています。

アウトプット主体のインプットをしている場合、「どう活用できるか?」という姿勢でインプットをしています。

ここに大きな違いがあります。

インプット主体のインプットの場合、そこで発信されている情報をそのまま受け取っています。でも、アウトプット主体のインプットの場合、「どう活用できるか?」という見方をしているので、そこで発信されている情報のエッセンス(要素)を抜き出そうとします。

成功事例などの場合は単純な表面上のノウハウではなく、背景にある情報や物事の構造、それがうまくいった要素を分解する感じでインプットします。

そして、自社の状況にそれら分解した成功の要素を当てはめて、自社に置き換える行動をとります。難しい言い方をすると、「抽象化して具体に落とす」という作業になります。

最も重要なのは、その結果を生み出した背景に必ず存在する原理原則、物事の本質を捉えることです。なぜなら単純にやったことを真似ても、自社と他社ではいろんなビジネスの条件が異なっているからです。

なので、よっぽど似通った状況でなければ、よその企業でうまくいったことをそのまま実施してもうまくはいきません。

変わることのない原理原則、物事の発端となっている本質を捉えることで、ビジネスの条件を自社に置き換えていくことができます。

アウトプット主体のインプットが有効な理由

インプットとアウトプットが一連の流れとして行われることで、学んだことを行動する「実践」が行われることになります。なので、知識が血肉化され、その実践の繰り返しによってスキルが向上していくということです。

多くのインプットが実践を伴わないため、無駄なインプットになってしまっているのです。

ちょこちょこ外部セミナーをしますが、自社セミナーと違って引き気味で受講される方がちらほらいます。講師の情報を見定めようとしている感じですね。

正直そういう受け方をして受け取れるものは何もないと思うので、そういう方は単に時間とお金を無駄にしているだけです。

特にうちのセミナーの場合、マインドや原理原則に寄せた内容で構成されていているので、直接的に何かを得ようとしている人にとっては何も得られない内容だと思います。

インプットをする場合は、ぜひ「どう活用できるか?」という姿勢で情報を取得して、それをまま使うのではなく、「なぜそれがいいのか?うまくいくのか?」という疑問を持ちながら、成功の要素分解をした上で、自社の状況に当てはめ直して実行するようにしていただければと思います。

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平岡 大輔

プロモーション領域の端から端までを熟知しているバランス型マーケター。
総合広告会社でTVCM中心にマスメディアのプランニングに従事。
web系ベンチャー企業でクリエイティブ事業部の責任者として多数のwebサイト開発に取り組みながら、EC企業のマーケティングコンサルタントとしても活躍。D2C企業の経営に参画し、年間5億円の広告費を使いながら理論と実践のPDCAを回している。マーケティングのプランニングからディレクションまでを得意領域としており、チームビルディング・チームマネジメントにも精通。

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