リーダーが持っているこだわり

  1. コラム

ユニクロの社長は柳井さんですが、3年だけ別の方が社長をされていました。

それが、ローソンの会長なども務めた玉塚さんです。

玉塚さんが柳井さんの下で働いていた時のことを振り返るインタビューがありました。

その中で僕が興味を持ったのがこのエピソードです。

 「柳井さんって細かくて、チラシの「390円の9が小さすぎる」みたいなことまでチェックしています。」

何千億円もの売上がある大企業で、代表がチラシの表現をチェックして、細かく指示だししてることに感銘を受けました。

経営の方針などを示すのはわかりますが、チラシは数多ある施策の一つで、その表現はさらに粒の部分になります。

そこに対して、社長がチェックして指示を出しているというのが、一般的には考えられない状況と思います。

 

自ら店頭に立てない今、顧客との接点は広告の一つ一つなので、そこを重要視しているのだろうなと思いました。

広告の表現で顧客の気を引けなければ、どれだけ良い商品も店舗も店員も存在しないのと同じです。

店頭に立つことから始められた方なので、それがよくわかっているのだと思います。

業務の粒度ではなく、意味の粒度で判断していると言えます。

 

会社というものを経営していると、どうしても事業ではなく、経営を見てしまいがちです。もちろん、事業を運営できる体制を整えるのも仕事なので、できるだけ事業に関わらないようにするのが正しいあり方だとも言えます。

ですが、リーダーである自分が事業の目線を引き上げていかなければ、その事業は衰退していくことになります。

それをまさに体現しているエピソードだなと感じました。

p.s.

昨日ユーザーインタビューをしたのですが、自ら撮影し指示だしをしてしまったのは、現場に悪いなと思うところもあったものの、結果的に良いものができたので、やっぱり意味の粒度で判断して行動することは大切だなと思いました。

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平岡 大輔

プロモーション領域の端から端までを熟知しているバランス型マーケター。
総合広告会社でTVCM中心にマスメディアのプランニングに従事。
web系ベンチャー企業でクリエイティブ事業部の責任者として多数のwebサイト開発に取り組みながら、EC企業のマーケティングコンサルタントとしても活躍。D2C企業の経営に参画し、年間5億円の広告費を使いながら理論と実践のPDCAを回している。マーケティングのプランニングからディレクションまでを得意領域としており、チームビルディング・チームマネジメントにも精通。

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