検索広告の落とし穴

  1. コラム
「指名検索を増やすために、一般KWでの出稿を増やす」というのが、検索広告の王道です。多くのリスティング広告運用会社がこのように提案をしてきます。

これはリスティング広告においては正解です。でも、web広告はリスティングだけではありません。

特定の商品を売るための広告の場合、検索広告の一般KWへの出稿はかなりコスパが悪いと思っています。

多くのアカウントが、予算比は指名KW:一般KW=2:8くらいで、獲得数は指名KW:一般KW=8:2くらいだったりします。

一般KWのCPC(クリック単価)は肌感200-300円くらいです。競合性の高いKWだと500-600円、1,000円を超えるものもあります。

CPCが200円の時、CVRが1%だとCPAは20,000円になります。CPAの許容ラインを数万円に設定できている企業は多くないと思うので、できるだけCPCを抑えた運用が求められます。

なぜ検索広告のCPCが高いのか?

この理由は出稿する企業が増えたからです。特にアフィリエイトサイトを運営する企業が積極的に出稿しています。そのため、入札単価が上がり続けています。

CPCが比較的低いテールワード(検索ニーズの少ないKW)を拾いにいくのはありだと思います。ただその時、そのKW毎に適したランディングページ(LP)を作るのはコスパの良いやり方だとは思えません。

あとは、潜在的な見込み客の検索行動はあくまで情報収集なので、いきなり商品LPを見せるのはミスコミュニケーションに繋がります。

見込み客が求めているのは、メディアサイトや比較サイトやレビューサイトなど、アフィリエイターが運営しているサイトに掲載されているような情報です。

そこと対抗しようとすると、より成約率の低いコスパの悪いプロモーションとなってしまいます。

なので、人材や不動産など売り物が差別化されていない商品を膨大に抱えているようなサービス以外や、は、一般KWで潜在層との接点を作るのはやめた方が良いと考えています。

では、何をすればいいのか?

今のwebプロモーションにおける王道と言える方法があるので、それについては明日お話します。

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平岡 大輔

プロモーション領域の端から端までを熟知しているバランス型マーケター。
総合広告会社でTVCM中心にマスメディアのプランニングに従事。
web系ベンチャー企業でクリエイティブ事業部の責任者として多数のwebサイト開発に取り組みながら、EC企業のマーケティングコンサルタントとしても活躍。D2C企業の経営に参画し、年間5億円の広告費を使いながら理論と実践のPDCAを回している。マーケティングのプランニングからディレクションまでを得意領域としており、チームビルディング・チームマネジメントにも精通。

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