コラム マーケティングに差別化はいらない?!

  1. コラム

”マーケティングに「差別化は、いらない」”という見出しで、”マーケティングに大切なのは想いだ”という主張が展開されている記事がありました。

マーケターの集合知で日本に突き抜けた成長力を生み出すことをビジョンに掲げ、2014年11月から活動を行ってきた「JAPAN CMO CLUB」という団体が開催した、次世代のCMOとなる気概を持ったマーケターを対象に、経験・知見を共有することを目的に実施している活動「CAMP TOKYO」の場で語られていた内容です。

想い、熱量は確かに大事です。でもそれは何事においても言えることで、次世代のマーケターへの経験・知見を共有するという目的の場でわざわざ語られることなのかなと感じました。

確かに実務にあたっていると、数字が常に頭の中にあり、つい近視眼になりがちです。そのため、魔法の杖を求めて、情報収集に明け暮れるマーケターが多いのも事実です。

顧客に喜ばれる商品には間違いなく、売り手の想いが込められています。ただ、そこには必ず他との違いはあります。成熟した市場において、差別化のされていない商品を見込み客が見つけるのは難しいです。

差別化できてないなら存在しないのと同じ

そのため、マーケティングにおいては差別化を重要なポイントとしています。差別化されていない商品が売れているとしたら、どこでも手に入る、価格が安い、というコモディティ化した商品だと思います。

成熟した市場ではコモディティ化した商品は大手企業以外には扱えません。多くの中小規模の企業が目指すところではありません。

記事の中では選ばれるコーヒーショップの例を挙げて、商品への思い、提供している価値への想いにフォーカスをさせていますが、おいしいコーヒーだったり、快適な空間だったり、円滑なオペレーションだったり、そこでしか体験できないものがあるはずです。

項目で挙げると「そんなことどこでもやってることだろう」と感じますが、その中身は同じではないと思います。そこに独自性、差別化されたなにかがあるはずです。

特に接客業の場合、気持ちの良い接客が良し悪しの鍵を握ります。おいしい食事を出されても接客が悪ければ、嫌な体験になりますよね。


その点で顧客と相対する販売員に想いがあれば、良い接客になり満足度が高まると考えられます。その結果、愛されるお店になりリピーターが増えていくのだと思います。

参考 https://www.advertimes.com/20181121/article279992/

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平岡 大輔

プロモーション領域の端から端までを熟知しているバランス型マーケター。
総合広告会社でTVCM中心にマスメディアのプランニングに従事。
web系ベンチャー企業でクリエイティブ事業部の責任者として多数のwebサイト開発に取り組みながら、EC企業のマーケティングコンサルタントとしても活躍。D2C企業の経営に参画し、年間5億円の広告費を使いながら理論と実践のPDCAを回している。マーケティングのプランニングからディレクションまでを得意領域としており、チームビルディング・チームマネジメントにも精通。

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