仕事の意味とは?

先週の金曜日、ある奇跡体験をしました。

その日は奥様が仕事で帰りが遅くなるので、子供たちと留守番をすることになっていました。

僕と子供たちだけの時、近所の「串カツ田中」でよくディナーをします。

「串カツ田中」は、コスパの良いところと店員さんが元気で愛想良いところがお気に入りです。(どこの店舗でも店員さんが良い!)

今の家に引っ越してきてからなので、もう5年通っていて、店員さんからも我が家のことを覚えられています。

コロナで客足が遠のいた時もテイクアウトで通い続けていたりと、我が家にとってはソウルフードの1つとなっていました。

残念なことに、奥様があまり串カツ好きではないので、奥様が不在で僕と子供たちだけの時は「串カツ田中」という流れがありました。

その日もいつもの流れに合わせて、「串カツ田中」へ。

金曜日で混み合うことが予想されていたので、17時すぎに食べに行きました。

いつもなら貸切の時間帯ですが、めずらしく数席埋まっています。

顔馴染みの店員さんが、「今日で最後なので来てくれたんですか?」と話しかけてきました。

「え?!」

なんと、ビルの取り壊しによって、その日で営業終了だったようです。

ショックと同時に、最終日に食べに来れてよかったという気持ちになりました。

子供たちも顔馴染みの店がなくなることを知って、残念がっていました。

見渡すと、店内には顔馴染みぽい人たちが多く、店員さんと別れを告げて帰る人もちらほら。

おそらく昔の同僚や、店員さんにお礼の品を渡す人、少しの時間だけでもいいからと食べに来る人もいました。

その様子を見ていると、お店とお客さんとの繋がりのある良いお店だったんだなと改めて感じさせられました。

会計を済ませると、常連さんと一緒にチェキを撮らせてもらっていると言われたので、家族3人と店員さんたちとで記念写真を撮って帰りました。(常連さん扱いされて嬉しかったですw)

商売って素敵だな、と感じる出来事でした。

また、縁ってあるんだなと感じずにはいられない体験でした。

自分の仕事の意義をよく考えるのですが、今回の体験を通して、シンプルに仕事を通じて人と良い関係を作り、共有することを求めているだけなんだろうなと思いました。

さて、今日も良い仕事をしていきましょうか!

ーマーケティングは一日にして成らずー

平岡 大輔

株式会社テマヒマ 代表取締役/マーケティング歴20年/事業成長に悩む企業のweb集客ROI改善を支援/売れるLP改善を得意とし、大手から中小企業まで100本以上のLPを改善/著書『売れるランディングページ改善の法則(技術評論社)』

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