「改善の手順」

私たちは改善するためにリソースを使っています。

毎日の業務に取り組む理由は、ビジネスを改善するためです。

事業を営む限りは成長し続けることが必須です。

周りは先に進もうとするので、現状維持は衰退に繋がるからです。

そのために、改善は欠かせません。

では、改善とはどうやって行うのか?

なんとなく言葉にはしているけど、そのプロセスを意識できていないことはあります。

改善とは分かりやすく言えば、より良くすることです。

より良くするためには分析をして、ボトルネックを見つけて、テコ入れをするというステップが必要になります。

当たり前のように行っていることだと思いますが、分析を正しく行えていなければ、正しいボトルネックを見つけることができません。

分析を行うためには以下のプロセスが必要です。

①ゴール到達のための条件を具体的にする

②ゴール到達のためのプロセスを具体的にする

③プロセスを構成する施策を具体的にする

④各施策で満たすべき水準を具体的にする

⑤各施策の状態を把握する

⑥④と⑤とのギャップを見つける ←ボトルネック

より重大なボトルネックは成約に近いプロセスに存在します。

そもそも①②③を適切に行えていない企業は多いです。

思いつきのプロセスと思いつきの指標を元に、現状とのギャップを見つけようとしているため、適切なボトルネックを見つけられず、適切な改善に取り組めていません。

新しいやり方を探し続ける企業は多いですが、本来の課題を見逃したまま、「当たり引いてくれ〜」のような感じで、いろんな施策に手を出していたりします。

マーケティングを改善したいなら、

①ゴール到達のための条件を具体的にする

②ゴール到達のためのプロセスを具体的にする

③プロセスを構成する施策を具体的にする

これを見直してみてください。

まずはここからです。
ーマーケティングは一日にして成らずー

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平岡 大輔

株式会社テマヒマ 代表取締役/マーケティング歴20年/事業成長に悩む企業のweb集客ROI改善を支援/売れるLP改善を得意とし、大手から中小企業まで100本以上のLPを改善/著書『売れるランディングページ改善の法則(技術評論社)』

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