どんなビジネスでも売上をグンッと増やす方法があります。
それはチャネルを増やすことです。
チャネルとは販路のことです。
食料品など一般的な商品の場合、取り扱ってくれる小売店が増えれば、接触できる見込み客の数が増えて、販売できる数も増えます。
つまり、見込み客との接点の多さが、売上の増加に繋がります。
オンラインで言えば、1つのメディアだけに広告出稿するのではなく、いろんなメディアで露出をしていた方が見込み客との接点を増やせて、売上の増加に繋げられるということです。
ECで言えば、自社ECだけでなく、amazonや楽天などのモールに出店した方が売上は増やせます。さらに言えば、Yahooショップやメルカリshopなどに出店することでチャネルを増やせば、その分売上が上がります。
もちろん見込み客が被るチャネルに出すと無駄が増えて、売上よりもコストが大きくなってしまうこともあります。
なので、できるだけ被りが少ないチャネルを増やすことが大切です。
ECに関して言えば、楽天やamazonの利用者はあまり被りがないと言われています。
楽天で買えるなら楽天を選び、amazonで買えるならamazonで買う人がいます。
amazon以外は各モールが採用しているポイントを貯めたり使ったりしたい人が集まっているので、よりそのモールの利用度が高くなります。
なので、ECでチャネルを拡大するためには、複数モールに展開して見込み客との接点を増やすことが分かりやすい売上増加の方法になります。
もちろん施策面においても広告をするだけではなく、各種SNSや動画プラットフォームの活用によって接点を増やせますし、店舗やイベントなどのオフラインの施策もチャネルとなり得ます。
大手企業が大きな売上を作れているのは、圧倒的に持っているチャネルが多いからです。
どこのスーパーやコンビニでも見かける商品だったり、どこの街にでもあるお店だったり、そういう企業で小さな会社はありません。
チャネルをたくさん持つことが、売上を増やす鍵となります。
もし売上が伸び悩んでいるなら、 既存のチャネルをこねくり回そうとしているだけではないかどうかをチェックしてみてください。
そして、他にどんなチャネルを増やせるかを考えてみてください。
ーマーケティングは一日にして成らずー