反応する広告クリエイティブの作り方

広告はマーケティングの重要な入口です。

広告しないことを美徳とする企業もいますが、広告せずに売上を上げられているということは、広告することで今よりも確実に売上は上げられます。

多くの企業が広告を出していますが、ほとんどの企業はうまく活用できていません。

それは、広告の成果を握っているのが「クリエイティブ」にあるということを知らないからです。

広告を出す時、申し込みや問い合わせ、購入など何らかのゴールを成果地点とします。

その成果地点へ見込み客をたどり着かせる理由になるのが、クリエイティブです。

ここでは、「情報を伝える表現」としてクリエイティブを定義します。

見込み客が商品のことを知り、興味を持ち、納得するための情報が届けられていれば、見込み客は成果地点へと進んでくれます。

何も伝えられていなかったり、何も伝わっていなければ、成果地点へはやってきてくれません。

当たり前の話に聞こえると思いますが、その当たり前のことができていないから、広告で成果が出せていないのです。

媒体を色々と使ったり、広告代理店をコロコロを変えたりする企業は多いですが、変えるべきはクリエイティブです。

広告で成果を出すための鉄則は、反応をとりやすい媒体を探すのではなく、反応を取れるクリエイティブを作ることです。

手軽に通えるコンビニジム「choco ZAP」は 1年間でバナー広告を4000種類テストしていたそうです。

単純計算すると 毎日10以上のクリエイティブを変えていたということになります。

1日で変えることはあまりないので、5日ごとに変えたとしても常に50以上のクリエイティブをテストしていたことになります。

もちろん出稿量に応じて同時にテストできる回数は変わりますが、今どれくらいクリエイティブテストができているでしょうか?

そしてweb集客をする場合、広告で出すクリエイティブだけではなく、その後に見込み客が訪れるランディングページもテストすべきクリエイティブになります。

では、ランディングページは作ってからどれくらい変えられていますか?

作ったものの、そのまま使い続けて、効果が落ちてきたから新しいランディングページを作る、という運用の仕方をしているなら、web集客で成果を出せないのは当たり前です。

見込み客を動かすのは、どこで見せるかいつ見せるかよりも、何を見せるかどう見せるかが重要だと覚えておいてください。

ーマーケティングは一日にして成らずー
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平岡 大輔

株式会社テマヒマ 代表取締役/マーケティング歴20年/事業成長に悩む企業のweb集客ROI改善を支援/売れるLP改善を得意とし、大手から中小企業まで100本以上のLPを改善/著書『売れるランディングページ改善の法則(技術評論社)』

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