応援広告とは推し活の1つで、ファンが広告主となって推しの誕生日やデビュー記念などにお祝い広告を出すものです。
JR東日本企画さんの調査によると、応援広告のポテンシャル市場は377億円あるそうです。
多いのか少ないのかピンとこないかもしれませんが、屋外広告・交通広告市場が約4,400億円なので、その10%弱を占める状況と言われると、そのポテンシャルの高さがわかると思います。
推し活をしたことのある人が、年間で応援広告に使用しても良いと思っている金額は47,000円で、個人が推しのための広告を出すために、5万円近く出しても良いと思っているのにも驚きです。
また、推し活経験者の約3割が推し活のために長距離移動を経験しており、そのモチベーションの高さも伺えます。
地方に人を呼びたいと考えている自治体などは、推し活を利用しない手はありません。
プロゲーマーやVtuberなども推し対象としては人気になってきています。
最近はe-sportsのイベントに参加する女性ファンの姿も増えてきており、女性ファンが多いゲームほど人気が拡大している印象があります。
とはいえ、e-sports市場は男性ファンの方が多い市場ですが、女性ファンは推しに対して積極的にお金を使う傾向があるので、事業運営上いかに女性ファンを取り込むかが課題となります。
ファンコミュニティを盛り上げるためには、女性の参加を促すことが勝ち筋と言えます。
ちなみに、15〜69歳男女の約4割が推し活経験があり、15~29歳女性は約6割が推し活経験があるようなので、若い女性とコミュニケーションを取りたいなら、推し活の文脈に沿ったコミュニケーションが効果的です。
若年層の女性に絶大な人気を誇るゲームのコミュニティに参入したり、人気のVtuberやイラストレーターなどのコンテンツとタイアップしたりと、やり方は色々とあります。
今ならまだ買い手市場なので、新しい取り組みにチャレンジしたいなら、やらない理由はありません。
もし「何か新しいことをやらないといけない」と思いながら、いつも同じことしかできていないなら、推し活を利用したマーケティングを検討してみてはいかがでしょうか?
企画は得意技なので、アイデアの壁打ちが必要ならご相談ください。
「推し活・応援広告調査2023」調査概要↓
https://markezine.jp/article/detail/45190?fbclid=IwAR0IOGlWDfKgkMIihXm_lE8CszNIVqhBFXp2dDf2j4rqqHJ_-EywdYtfeW8_aem_AXO7_HXSd-Sc9dVyFqs-p9VULODIre4-vtvhbpOG0aoTdTo6G68OGR6lEjQ57qfXO_k8Xk7yXM97mXo-LAI4WFZc
ーマーケティングは一日にして成らずー
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