やってることを変えずに売上を上げる方法

ヤマト運輸さんが店舗向けの産地直送サービスをやってます。

日本全国どこでも一律1500円で配送してくれます。

自前の配送網を利用することで、配送コストを抑えられています。

全国のいろんな食材を安いコストで仕入れられるのは魅力的ですよね。

同じ食材を仕入れるだけなら、専門業者の方が良いかもしれませんが、いろんな旬の食材を仕入れてメニューに彩りを出したいと考えている飲食店にとっては、コストをかけずに仕入れられるのは使い勝手がサービスです。

一般消費者向けにも同様のサービスを展開できたら流行りそうだなと思います。

まぁ、運び手が足りていない問題があるので、手を広げられないとかもありそうですけど。。

今やっているビジネスをやりながら、ついでにできるビジネスを行うと、売上をアップさせられます。

配送業者の場合、荷物を運んで倉庫に帰る時、何も運んでいない状態になります。

空気の代わりに運べるものがあれば、やることは変わらず、やれることを増やせます。

例えば、廃品回収とか中古品買取とか、届け先から商品を預かることで、無駄がなくなります。

まぁ、運び手さんの労力が増えて大変になるので現実的ではないと思いますが。。

今やっているビジネスのついででできることはなんでしょうか?

僕は広告会社に勤めていた時、アポの行き帰りで見つけた広告を、顧客へ情報提供することで、移動時間の無駄を仕事に繋げていました。

直接的に売上を生むわけではないので大した行動ではないですが、ないよりはあった方が良い行動です。

何もしていない時間をどう価値に変えるかを考えて行動することは、生産性を高めるためには大切な考え方になります。

p.s.
webと検索エンジンによって、脳の記憶装置を外部に置くことができるようになりました。

そのお陰で我々の知れることが爆発的に増えました。

そして生成AIを活用することは、何かをしている間に、何かができるようになるということです。

つまり、やれることが爆発的に増えることを表します。

これから先は、よりたくさんの価値を提供できるようになるので楽しみです。

ーマーケティングは一日にして成らずー

平岡 大輔

株式会社テマヒマ 代表取締役/マーケティング歴20年/事業成長に悩む企業のweb集客ROI改善を支援/売れるLP改善を得意とし、大手から中小企業まで100本以上のLPを改善/著書『売れるランディングページ改善の法則(技術評論社)』

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