売れないと思うものを売れ!

明石海峡大橋に泊まれるツアーがあるのをご存じですか?

その価格、なんと29万7千円!

ちなみに、展望施設に設置したテントが宿泊先です。

宿泊以外にもいろいろなイベントを体験できる1泊2日のツアーですが、通常のツアー価格と比べると10倍近い価格には驚きです。

こんなの誰が行くんだ?!と思うと思いますが、予約はそこそこあるみたいです。

明石海峡大橋が大好きな人にとっては、世界中のどこの場所に行くよりも、明石海峡大橋を堪能できるこのツアーに参加したいと思います。

普通のツアーに飽きた人も興味を持ちます。

海外の観光客も思い出に残るアクティビティを求めています。

価格を高く設定しているので、大量の顧客は必要なく、事業として十分成立します。

一見、売れないと思うものでも、必ず欲しいと思う人はいます。

その少数が満足する商品を提供し、数が少なくても収益性を保てる価格にすれば、事業として成立します。

ポイントは「唯一無二」です。

全国のホテルや旅館は、どこに行っても機能的には変わりません。

そのため多くの観光客が、行きたいと思った観光地にある宿泊地の中から、予算や条件に合う施設を選びます。

これではいつまで経っても受け身の状態です。

積極的に集客をするなら、唯一無二を作らなければいけません。

例えば、有名な絵師がプロデュースした部屋を設けるなどです。

絵師とは、キャラクターなどのイラストを描く人のことですが、数万人のフォロワーがいる絵師は珍しくありません。

好きな絵師のプロデュースした部屋なら全国どこへでも行きたい、というモチベーションのファンは多いです。

その部屋に泊まった人だけがもらえるオリジナルグッズがあれば、ファンとしては泊まらずにはいられません。

例えそれが有名な観光地でなくても、1泊5万円する部屋だったとしても。

これが唯一無二を作るということです。

どこにでもあるような商品に独自の価値を作り、顧客を創造する。

マーケターの仕事とは、そういうものです。

今売っている商品を唯一無二にするとしたら、何ができますか?

コメント

この記事へのコメントはありません。

人気の記事

  1. 1

    AIDMAとは?|顧客が買うまでの行動の流れを知ることから始まる

  2. 2

    顧客がリピートしない理由

  3. 3

    マーケティングで使う「導線」

  4. 4

    ディスプレイ広告運用で初心者の壁を超える方法

  5. 5

    買い続ける理由の1つ

カテゴリー

関連記事