観光大使は料理長

呉のホテルの料理長が周辺のグルメ紹介をする動画が話題です。
インパクトのあるビジュアルもさながら、地元の人や美味しそうな地元グルメの紹介が興味をそそります。
https://www.youtube.com/watch?v=o3X3J6RbbcU#video_1
僕の知り合いもSNSで地元のグルメを度々紹介しているのですが、いつも美味しそうな料理を投稿してるので、観光に行ってみたくなります。

地元でしか味わえない料理は、その土地へ行く理由になり得ます。

人はそこでしか体験できないことがある場合、そこへ行きたい気持ちになります。

ご飯はどこでも食べられますが、その土地でしか味わえないなら、そこへ行く理由が生まれます。

この動画がきっかけで呉に行く人は、この料理長がいるホテルをまずは予約しようとするはずです。 地元のPRが自ホテルのプロモーションに繋がる好例です。

人が買わないのは、必要がないからです。

自分にとって必要だと感じなければ、その商品がいくら安かろうか、限定品であろうが、誰かがおすすめしようが買いません。

多くのマーケターは必要とされている商品を作って売ろうとします。

ですが、今の日本で必要とされるものは既に存在します。

なので、我々マーケターは似たような商品の中で、自分の商品に必要を生み出すコミュニケーションに取り組まなければいけません。

マーケティングは、必要を作る活動だということを覚えておいてください。

ーマーケティングは一日にして成らずー

平岡 大輔

株式会社テマヒマ 代表取締役/マーケティング歴20年/事業成長に悩む企業のweb集客ROI改善を支援/売れるLP改善を得意とし、大手から中小企業まで100本以上のLPを改善/著書『売れるランディングページ改善の法則(技術評論社)』

人気の記事
  1. 1

    今やるべき広告とは?

  2. 2

    上司に提案を通す方法|社内マーケターが知っておくべき「信頼」と「客観性」

  3. 3

    ニーズとウォンツとは?|これがわかれば何を売ればいいのかがわかる!

  4. 4

    顧客のライフスタイルを見極める

  5. 5

    事業成長の踊り場から抜け出す

カテゴリー

関連記事