ドラえもん50周年の記念本セットがやばい

息子が最近ドラえもんにはまってます。なので、一緒に見てるのですが、だいたい泣きますw

子供の頃は見えていない部分が見えるようになっていて、そっと置かれている感動ポイントに涙腺を刺激されます。

映画は特にやばいですよね。のび太の良さが最大限表現されていて、思い出すだけで目頭が熱くなります。

そんなドラえもんが50周年を記念して45冊の愛蔵版を発売します。22世紀まで残す保存版をコンセプトに、豪華特典も激アツです。

どこでもドア本棚。邪魔なので家に起きたくはないですが、ここでしか手に入らないレア度です。

公式索引巻「引くえもん」。これに感動しました。

  • 「登場キャラクター索引」……全2879項目(掲載キャラクターの総数)
  • 「ひみつ道具名索引」 ……全1407項目(第1巻~45巻に登場するひみつ道具の総数)
  • 「サブタイトル索引」……全822話(サブタイトルのあいうえお順)

マニアなら楽しみ尽くせる内容です。ドラえもん王決定戦みたいなのがあればバイブルになるレベルです。

お値段は45冊で7万円です。1冊あたりで考えると1,555円なので高いですね。特典が付いているとは言え、よっぽどのファンでなければお得だとは感じない値付けです。ただ、特典アイテムも含めた豪華セット版という感じなので、マニアとしては割高な本を買うという印象は持たないと思います。

オファーが目指すもの

特典というのは「おまけ」なので、本来は通常の価格で買う商品に無料で付いてくるものを指します。本が1冊500円だとしたら45冊で22,500円です。それにさらに+αの商品がついてくるとお得感が増し、オファーが目指す「買わずにいられない状態」を作ることができます。

特典は、商品の価値を上乗せするものでなければいけません。スキンケア商品に髪をとかす櫛が特典で付いていてもいりませんよね。その分安くしろ、と思うと思います。

このドラえもん愛蔵版の特典は、ドラえもん45冊セットを買いたい人が手に入れたい商品です。なので、特典として成立しています。それどころか、むしろ特典の方が価値が高い状態です。この特典のためにこの商品が欲しいと感じる人もいると思います。

本来の特典オファーの役割を逸脱してはいますが、「買わずにはいられない」という感情を引き出すことができているので良いオファーだと言えます。

どんな特典を用意できていますか?

参考
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2007/11/news035.html?fbclid=IwAR2DmnMRFIlN88TYuvXfRYT1E3Hk3HrGHyHeim2hLsMLIdvArPXfeb4ez7U

コメント

この記事へのコメントはありません。

人気の記事

  1. 1

    伝わる伝え方

  2. 2

    マーケティングで使う「導線」

  3. 3

    D2Cとは?年商10億円を超えるための3つの戦略

  4. 4

    ハーゲンダッツは何故12月に最も売れるのか?

  5. 5

    射倖心ビジネス

カテゴリー

関連記事