商品を使わない人に売るという方法

  1. コラム

先週末、息子がサイバーエージェントさんの運営するプログラミングスクール「Tech Kids School 」のサマーキャンプに参加しました。

基本的なスキルとしてプログラミングを身につけてほしいと思っているので、「マインクラフト使ってプログラミングするみたいやで。おもしろそう!」と促し、息子のやりたい気持ちを呼び起こさせました。

父親と似て恥ずかしがりなところがあるので、知らない人たちの中で10時から16時までちゃんとやれるか心配でした。「1時間くらいで終わるの?」とか聞かれましたが、「もうちょっと長い時間やで。」と濁して伝えていたのでw

初日が終わり迎えにいくと「めちゃ楽しかった!」と目を輝かせていたので安心しました。スタッフの方たちが楽しく取り組める環境を作ってくれてるんだなと関心します。

2日目はプレゼンがあり、YoutubeLIVEで観覧できるようになっていました。恥ずかしがりで心配性な息子がちゃんと発表できるかドキドキしながら観ていましたが、しっかりと大きな声で発表ができていて、息子の成長に感動を覚えました。親は子供をもっと信じてあげないといけませんね。

2日間のプログラムを終了して、プログラミングが気に入ったらしく「普通の時もやってるみたいだよ。アプリを作ったりもできるんだって。冬休みにまたあるから来たい!」と言ってました。とりあえず、プログラミング小僧への道の第一歩は踏み出せました。

できるようになる仕組み

帰宅後、スクールで使った資料を見せてもらうと、プレゼンのためのワークシートがありました。何を発表するのか、どこにこだわったのか、どう感じたのかなど、発表する内容を整理できるようになっています。

ぶっつけ本番で発表させているのではなく、きちんと型に沿って話す内容を整理させて、練習をしてフィードバックを受けて、本番に臨んでいたようです。2日目はほとんどプレゼンの準備時間だったとのこと。真面目に一生懸命に取り組んだ成果だったんだと思って、より感動しました。

初めてやること、うまくできないことを、うまくできるように導いていくのが、何かを教える側がやる価値提供です。

Tech Kids School では、ただプログラミングのやり方を教える、プログラミングを楽しいと感じさせるだけではなく、社会で生きていくために必須のスキル「人に伝える力」を身につけることができるんだと思って、とても興味がわきました。

意思決定者の求めている結果を用意する

マーケティング視点で考えると、子供のスクールの意思決定者は親です。子供が楽しめるのが大前提ですが、ただ子供が楽しいだけでは決済をしてくれません。

そこで「プレゼン」が大きな意味をなしています。プレゼンの機会があるというのは、完全に親のためです。自分の子供の成長を目の当たりにすることで、スクールに通わせる最大の目的「子供の成長」への実感を得られます。

それによって、「行かせてよかった」「もっと成長してほしい」と感じます。購入への納得感とより大きな期待を作り出しているのが、「プレゼン」というコンテンツになっています。

利用者と決済者がわかれるケースはよくあります。利用者へのアプローチは大事ですが、決済者へのアプローチも同時に行えていないと、商品は売れません。

誰に売るのか、はとても重要なマーケティングの要素です。

 

p.s.
今はレゴスクールに通っています。習い事が2つになると連れて行くのが大変なので、どこかのタイミングで切り替えさせようかとは思っています。義務教育でもプログラミングは必須科目になるので、たくさんプログラミングの機会に触れさせて、息子からプログラミングを教えてもらおうと考えていますw
息子と一緒に開発したサービスを世の中に出していくとか、夢があるなと感じます。

 

 

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平岡 大輔

プロモーション領域の端から端までを熟知しているバランス型マーケター。
総合広告会社でTVCM中心にマスメディアのプランニングに従事。
web系ベンチャー企業でクリエイティブ事業部の責任者として多数のwebサイト開発に取り組みながら、EC企業のマーケティングコンサルタントとしても活躍。D2C企業の経営に参画し、年間5億円の広告費を使いながら理論と実践のPDCAを回している。マーケティングのプランニングからディレクションまでを得意領域としており、チームビルディング・チームマネジメントにも精通。

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