マーケティングを構成する8つのプロセス

自分でドリップコーヒーを入れたら、 コーヒー1杯がたった70円になるカフェ が渋谷にあるらしいです。

このお店、インスタントドリップコーヒーのモンカフェを売る片岡物産さんが運営しているお店だそうです。

価格で興味を惹かれた見込み客が、インスタントドリップコーヒーを作る体験を行うことで、自宅で飲むイメージを具体的にさせるというマーケティングプロセスになっています。

秀逸ですよね。

テマヒマで提唱しているマーケティングを構成する8つのプロセスがあります。

①attention(注目)
②need(必要)
③experience(体験)
④buy(購入)
⑤use(使用)
⑥satisfaction(満足)
⑦repeat(再購入)
⑧share(共有)

この8つのプロセスを構築することで、見込み客はスムーズに顧客になり、顧客はリピートし、次の見込み客を連れてきてくれる集客の要となります。

前半4つはプロモーションの領域で、後半4つがCRMの領域となっています。

購入の直前に必要なプロセスが「③experience(体験)」です。

見込み客は、手に入る価値が支払う負担より大きいと感じた時、購入を決断します。

なので、商品から得られる価値を具体的にする「③experience(体験)」のプロセスがあることで、購入へと進んでくれやすくなります。

「③experience(体験)」のプロセスがない場合、見込み客は商品の価値を具体的にイメージできず不安になり、購入を諦めてしまいます。

70円コーヒーはまさに「③experience(体験)」を提供するマーケティングプロセスだと言えます。

このように、事業そのものをプロモーションの施策として実行することもできます。

店舗の収益自体は出なくても、それが収益源であるドリップコーヒーの販売を拡大する重要なプロモーションプロセスになっていれば、適切なコストとして扱える形です。

単純な広告出稿に頭打ちを感じているなら、プロモーションコストとしての事業展開という方法も検討してみてください。

ーマーケティングは一日にして成らずー

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