商品のネーミングで差をつける

第一印象が分かれ道、というお話。

先日、Facebookのタイムラインにこんな画像が流れてきました。

何をしている企業かひと目でわかりますよね。100%、初恋の相手を探してくれる会社です。もしそれ以外の事業をしていたら普段怒らない僕でも怒ります。

「初恋の相手 探す」で検索してみると、

検索結果の3位に表示されました。大阪の会社なのに凄いですね。サイトを開いてみると、

初恋探し推しじゃないんかい!ちょっとがっかり。。。

ただの興信所ですね。でもターゲットを引きつけるインパクトは圧倒的にあります。
詳しく知りたくはなりますが、個人的には「初恋の人探し」に特化したサイトであってほしかったなと思います。

それぞれの名義で事務所を開設できていると更に良いのですが、せめて別ドメインで「家族探します社」とか「浮気調査します社」とか、特化型のサイトを作っていて欲しかったなと。

ひと目、ひと言で伝わるインパクト

ネーミングはその商品を知る時に同時に知る要素のひとつです。商品のネーミングセンスでは小林製薬さんが抜群です。

「チンして拭くだけ」「トイレそのあとに」「熱さまシート」ネーミングだけで、どんな商品なのかだいたいイメージできますよね。

社名も同じです。どんな事業をしているのかを表す言葉であれば、印象に残りやすくなります。SEOを考えた時も優位に立ちやすくなります。「売れるネット広告社」さんなんてネットの広告で売れるようにしてくれる会社以外に考えられないですよね。

子どもの名前も「こんな子に育ってほしい」という想いを込めてつけられる方もいると思います。
名前には意味があります。

ちなみにうちの息子は「大和(やまと)」と言います。安直ですが、画数の良い名前の一覧から和風な名前を選んだだけです。和風が良かったのは、日本を盛り上げてくれる日本男児になってほしいという想いがありました。

そして奥様が大和ハウス工業に勤めているというのも決め手のひとつでした。ネタに使えるように。。

僕は「テマヒマという会社をやっています」と言うと、「テマヒマ掛けてくれる会社さんなんですね」とリアクションをもらいます。でも、実際はそういう意味で「テマヒマ」にしたわけではありません。

持論としては、事業をやる側が手間暇かけて顧客と向き合わないと成功しないと思っています。そのために必要な支援はこちらも手間暇かけてやる会社、という意味が込められています。うちの会社が手間暇かけるのではなく、まずは事業主がやるところから始まります。

「テマヒマ」は日本語として知られている言葉なので伝わりやすく、語感も良いので覚えやすく、手間ひまかけてくれるという印象の良い言葉です。

「いい名前ですね」と言ってもらえるたびに自画自賛してしまっています。

p.s.
僕の名前「大輔」は、「荒木大輔」という高校球児が流行っていたのでつけられました。いくつか候補があったみたいですが、最後はあみだくじで選ぶというなんとも無責任な選び方で決められたそうです。
「もっとちゃんと想いを込めろよ!」とずっと思ってますが、時々ネタにできるので、それはそれで良かったなと思ってます。
 


参考:「小林製薬のネーミングセンスが抜群すぎる

 

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