子育てとマネジメント

  1. コラム

息子が7才になりました!

彼はベンチャー企業に転職して怒涛の日々を過ごしていた時に生まれました。奥様が産休をとってくれていたので、ほぼ任せっきりで何もしてあげられてなかったですが、今まで大きな怪我や病気をすることもなくすくすくと育ってくれました。

勉強好きで、読書好きで、ゲーム好きで、絵を描くのも好きです。やさしくて、人道的で、どこの家の子なんだと思うくらい、良い仕上がり方をしてくれています。運動音痴だったり泣き虫だったりするのは、僕に似てしまいましたw

我が家は共働きなので、朝の送りと日曜の子守は僕がしています。子供の世話をしている間は仕事ができないので最初はストレスでしたが、今ではいつ終わるかわからない子供とのふれあいを大切にしようと思って、毎日楽しむようにしています。

結果に期待しないとうまくいく

子育てをしてから、仕事のメンバーとの関わりも子供との関わりと同じだなと感じています。新入社員や経験の浅いメンバーは、仕事ができないからまずは与えられた仕事をする役割としてそのビジネスに関わっています。

なのに経営者やマネージャーはそのことを忘れて、自分と同じ視座で物事を捉えて、同じように振舞えるようになってほしいと望みます。僕自身もそうでした。でも、やったことがないことはできないし、見たことのない景色について語ることはできません。

うまくメンバーのパフォーマンスを発揮させられている知り合いの経営者が、「社員に期待しないようにしている」と言っていました。おそらくそれは”結果に期待しないようにしている”という意味だったのだと思います。

その人に期待していたとしても、結果に対しては期待しない、そうすればより相手がやる気になるような接し方ができるようになります。子供が歩こうとした時、100歩歩くことや走ることを期待する親はいません。1歩でも前に足を出したことに大喜びし、笑顔で拍手を送り、抱きしめると思います。

それに対して、本人はもっと歩けばまた喜んでもらえる、嬉しい気持ちになれると思って、こけるリスクをおかしてまた1歩前に足を出します。その結果100歩歩けるようになり、走れるようになります。

結果に期待すると、それができなかった時にネガティブな感情になります。場合によっては、それをできなかった本人にぶつけることになります。そうなれば、本人はやる気を失い仕事への向き合い方をネガティブにしてしまいます。

メンバーとの接し方の最適解

子供の成長を見てきて、やったことないことを身につけてやれるようになるためには、かなりの時間がかかるんだなと考えるようになりました。なので、できるだけ成長速度を早めるために、メンバーに対して自分の考え方や良い習慣などうまくやるためのコツを伝えるようにしていますが、実際にはそれも押し付けになってしまっていることが多いと感じています。

相手がそれを必要としていなければ、こちらが良かれと思って与えているものも、その時の相手にとっては邪魔なものになるからです。

なので、メンバーの結果に対して「次どうすればいいか?」を一緒に考えるようにしています。知識や経験を得る段階があるので、それに合わせた適切な答えを探すように心がけています。

もちろん「なんで言ってることやらんねん!」「もっと自分で学んでレベル上げろや!」と言いたくなる、感情的な自分がいることは否定しません。でも、それをしたところで状況がポジティブになるわけではないと理解しているので、自分自身の精神を鍛える修行だと思ってそこは深呼吸するようにしています笑。

家族をマーケティングすること、組織をマーケティングすることの難しさと楽しさを、子供とメンバーから毎日学ばせてもらっています。

早く行くなら一人で行け、遠くへ行くならみんなで行け。

 

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平岡 大輔

プロモーション領域の端から端までを熟知しているバランス型マーケター。
総合広告会社でTVCM中心にマスメディアのプランニングに従事。
web系ベンチャー企業でクリエイティブ事業部の責任者として多数のwebサイト開発に取り組みながら、EC企業のマーケティングコンサルタントとしても活躍。D2C企業の経営に参画し、年間5億円の広告費を使いながら理論と実践のPDCAを回している。マーケティングのプランニングからディレクションまでを得意領域としており、チームビルディング・チームマネジメントにも精通。

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