WORLD MARKETING SUMMIT JAPAN 2016(まとめ

  1. コラム

「ワールドマーケティングサミットジャパン2016」が2日間に渡って開催されました。


いろんな分野においての知識が共有されましたが、大きな学びとしては、「イノベ−ション」と「リノベーション」についての考えが整理されたことでした。

マーケティングに関して改めて整理された内容

・マーケティングの恒久的な真実は「顧客への価値」を提供することで、「価値」に対する理解や測り方が時代や環境によって変わっているだけ
・消費者は「機能的な利便性」だけでなく、「得たい感情」を買っている
・ブランド価値をつくる方程式「(価値+費用)×信頼」
・価値は、機能(どんな便利さがあるのか)・感情(どんな感情を満たせるのか)・社会(社会においてどんな存在でありたいのか)によって成り立つ
・費用は、価格(いくらなのか)・時間(どれだけ時間を要するのか)・努力(どんな労力が必要なのか)によって成り立つ
>消費者は、安くて、時間が節約できて、手間がかからないものを求めている
・ブランド価値をつくるために最も大切なのは「信頼」
・「信頼」をどう築くかは、一消費者として考えればわかる
・消費者に欲しいものを聞いても、自分たちの好きなものを言うだけなので、何を好きになりそうかなんてわからない
・ヒントは顧客の「苦情」にある、そこに潜在的な欲求が隠されている
>イノベーションを起こすには、消費者に欲しいものを聞くのではなく、潜在的な欲求を知ることが必要
・イノベーションは、「うちわ」から「扇風機」への変化、「扇風機」から「エアコン」への変化
・リノベーションは、「扇風機」の首振り機能や、風量調整機能、タイマー機能などの変化
・馬車に乗っている人に欲しいものを聞いても、「臭くない馬車」「もっと早い馬車」「揺れない馬車」などの要求が出るだけ、誰も「自動車」が欲しいなんて思わない
・新しい技術との組み合わせで、潜在的な欲求の解決手段を提供するとイノベーションに繋がる
・リノベーションは顧客のわかっている問題を解決すること
・セールスは商品があるところから始まる、マーケティングは商品を作る前から始まる
・マーケティングの役割は市場を創造していくこと、自ら世の中の動きをつくっていくこと
>この定義を経営者にも共通認識させることで、CMOという立場を確立することができる
・イノベーションの本質は「知」と「知」の組み合わせ、ということは既に証明されている
・「知」と「知」を組み合わせるためには、「知」を持つ人同士を組み合わせる必要がある
・だから「人の動き」の少ない大企業においては、イノベーションが起こせない
・できるだけ遠くにある「知」を組み合わせるのが良い
・専門性を2つ以上持つ人材がこれから求められている
・分野の違う情報同士を繋げられるハブとなれる人材の価値が高まっている

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平岡 大輔

プロモーション領域の端から端までを熟知しているバランス型マーケター。
総合広告会社でTVCM中心にマスメディアのプランニングに従事。
web系ベンチャー企業でクリエイティブ事業部の責任者として多数のwebサイト開発に取り組みながら、EC企業のマーケティングコンサルタントとしても活躍。D2C企業の経営に参画し、年間5億円の広告費を使いながら理論と実践のPDCAを回している。マーケティングのプランニングからディレクションまでを得意領域としており、チームビルディング・チームマネジメントにも精通。

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