体験を買うということ

  1. プランニング
僕は無類の串カツ田中好きです。

全店禁煙を実施してから共感し、応援するようになりました。

会食のお店としては選びにくいのですが、気の知れた人たちとはちょいちょい行きます。

串カツ田中で気に入っているところが、店員さんの元気よさです。

見るからに学生さんがまるでサールく活動のように働いているところが気に入っています。

声掛けもしっかりとしているし、接客時の笑顔も素敵です。まだ慣れていない人も自分なりに頑張って付いていこうとしている様子も好感を持てます。店全体で田中の世界観を作りに行っている感じがとてもいいなと感じてます。

串カツ田中は居酒屋としては客単価の低い部類に入ります。2,000〜3,000円くらいですかね。

客単価の低いお店はサービスの質が悪い傾向があります。若者がワイガヤしてるようなお店には普段行かないのですが、そういうお店の接客では笑顔なし、元気なし、態度悪しなことが多いです。

でも、串カツ田中はどこの店舗に行っても、笑顔満開、元気もりもり、態度良好です。

お店に入ってすぐに気づく特徴としては、キャップを被ってる子、派手な髪色の子、ラフな服装の子たちがお店を回していることです。

風貌NGでなかなか働き口のない若者たちの駆け込み寺になっているのでは?と勝手に想像しています。居場所を作ってくれているお店に対して貢献したいという気持ちも相まってか、みんなイキイキと働いています。

その様子にこちらも元気をもらえている状況です。

今の世の中、よっぽどのことがないと美味しくないものは出てきません。ではどこで差が出るのかというと、食事空間や接客などの体験です。

よく行く焼き鳥屋さん、和食屋さん、ガールズバーなど思い返すと、全て接客の良さでリピートをしています。もちろん料理が美味しくコスパがいいという前提条件も満たせています。

飲食店に限らず、全てのビジネスがサービス業だと言えます。

BtoBビジネスだったとしても同じです。市場に対して唯一無二の商品を提供している企業なんてごくわずかです。その中で、商品の提供価値だけでは大きな違いは出せません。

商品を媒介して提供できる価値に、付加できる価値をどう作れるか?を考えて行動していかなければ、選ばれるビジネスにはなれなくなっていきます。

接客でもいいですし、アフターフォローでもいですし、企業としての認知度でもいいですし、メディアによる情報発信でもいいですし、その商品を選ぶ理由となる付加価値をどれだけ積み上げていけるかがマーケティングにおいては重要です。

先週も行きましたが、今週も行きたくなってきました。LOVE田中❤

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平岡 大輔

プロモーション領域の端から端までを熟知しているバランス型マーケター。
総合広告会社でTVCM中心にマスメディアのプランニングに従事。
web系ベンチャー企業でクリエイティブ事業部の責任者として多数のwebサイト開発に取り組みながら、EC企業のマーケティングコンサルタントとしても活躍。D2C企業の経営に参画し、年間5億円の広告費を使いながら理論と実践のPDCAを回している。マーケティングのプランニングからディレクションまでを得意領域としており、チームビルディング・チームマネジメントにも精通。

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