記事LPの活用方法

今日は記事LPの活用の仕方についてお伝えします。

昨日の記事でも書いたように、記事LPの構成は大きく3つあります。

・ニュース型

・体験レビュー型

・比較型

それぞれターゲットの「状態」に応じて展開すると効果的です。

ターゲットの状態とは、

1.何も知らない(ただ漠然と悩みを抱えているだけ)

2.問題は知っている

3.解決策を知っている

4.解決のための商品を知っている

5.商品もその売り手も知っている

の5段階あります。

ターゲットに合わせた型の使い方

5.の顕在層をターゲットにしているなら「体験レビュー型」を使ってください。

なぜなら、「これは本当に自分にとって良い商品なのか?」という疑問を持っている段階の人だからです。体験した人の評価によって背中を押されます。

4.の顕在層をターゲットにしているなら「比較型」を使ってください。

なぜなら、特定の商品で問題を解決しようと考えている人たちなので、そのカテゴリ商品の中で、自社の商品に興味を持ってもらうことができるからです。

それ以外の潜在層に対しては「ニュース型」を使ってください。

なぜなら、商品について興味を持っている段階の人たちではないからです。

ニュースの質が成果につながる

メディアというものが存在し続けているのは、そこに人々の関心あるものがあるからです。それが「ニュース」です。

新しい発見や珍しい出来事、人には知らないことを知りたいという欲求があります。

そして、それを誰かに共有して承認されたいという欲求があります。

そのため、ニュースの形をして目の前に来たものに対しては、積極的にアクションしてしまうことになります。

潜在層の人たちに必要なのは、「何が問題なのか?」「何が原因なのか?」「どう解決すればいいのか?」という情報です。

なので、これをニュースとして伝えることで、潜在層に読んでもらえる記事になり、読んでもらうことで需要を顕在化することができます。

自社の商品にどんなニュース性をもたせられるのか、業界でどういうニュースがあるのか、見込み客の生活にインパクトを与えるニュースはどのようなものか、それらを企画することがマーケターの仕事だとも言えます。

いずれにせよ、役に立つ情報のない記事はスルーされてしまいますので、どれだけ独自のコンテンツを作れるかというところが、今のオンラインマーケティングの世界で勝つための必須条件だと思います。

平岡 大輔

株式会社テマヒマ 代表取締役/マーケティング歴20年/事業成長に悩む企業のweb集客ROI改善を支援/売れるLP改善を得意とし、大手から中小企業まで100本以上のLPを改善/著書『売れるランディングページ改善の法則(技術評論社)』

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