マーケティングがうまくいくかどうかは、良い実行者がいるかどうかで決まります。
餅を絵に描くのは簡単です。それを実現することが難しい。。
ただ、多くの企業がそもそも良い計画を立てられていないため、いろいろやってるのに成果が出ない状況にあります。
毎日の情報収集、数値の把握、社内外のコミュニケーション…
なぜうまく行かないのか、どこに課題があるのか、考えているようで悩んでいる時間を過ごしてしまい、気がつけばいつも遅くまで仕事をしている…
そういうおひとり様マーケターのサポートをしたいと思って、テマヒマは活動しています。
目次
広告代理店に任せている企業は伸びない
広告代理店まかせは「ジリ貧マーケティング」の始まりです。ジリ貧マーケティングとは、やってもやっても状況が変わらない状態を表します。半年以上、目立った成果の変化がなければ、あなたの会社はジリ貧マーケティングの状態だと言えます。
ジリ貧マーケティングに陥ると、代わり映えのない施策に、代わり映えのない改善策に、代わり映えのない成果が延々と続きます。
こうなると事業の成長はとまり、踊り場にとどまっている状況になります。
新規獲得数も増えず、獲得単価も下がらず、予算も増やせないので新しいことにもチャレンジできず、ただ時間だけが過ぎていきます。
何事も今を知ることが第一歩なので、今回ジリ貧マーケティングのチェックリストを作りました!是非チェックしてみてください!
ジリ貧マーケティングCHECK LIST
- 広告代理店1社にweb集客を任せている
- 広告代理店からの成果報告の定例mtgは月に1度開催している
- 毎月の定例mtgで受けた提案に取り組んでいる
- 媒体レポートは毎月チェックしている
- 自社のLTV(顧客生涯価値)を知らない
- 限界CPO(獲得単価)を設定できていない
- 広告費を毎月決めて広告運用している
- ランディングページを3ヶ月以上変えていない
- 毎月新しい広告クリエイティブを作ってテストしている
- 半年以上、成果の改善が見られない
チェックが0〜3個
施策のPDCAの回し方が甘い可能性があります。広告予算が小さいために、広告代理店として優先度を上げられていないクライアントに位置づけられている可能性があります。
成果報酬を設定するなど、広告代理店として動きやすい案件にするようにしてみてください。
チェックが4〜6個
目標設定の仕方、PDCAの回し方が甘い可能性があります。月に一度の検証改善ではweb集客のパフォーマンスを改善するためには不十分です。クリエイティブ改善も重点的に行われていないので、大幅な成果改善には至れていません。
毎週レポーティングする仕組み、各種媒体レポートを統合する仕組みを取り入れて、検証改善の頻度を多くするようにしてみてください。
広告クリエイティブは自社でも作成できます。自社で作成して供給する仕組みを作ることで、広告代理店の動きを早めさせることができます。
広告は自動的に配信されていくので、手をかけなければかけないほど彼らにとってはおいしい案件となります。広告代理店にとっておいしい案件にならないように、クライアント側から促していく必要があります。
チェックが7個以上
やってる感だけの状態だと言えます。それっぽいことを課題に設定して、それっぽい課題を解決するための策をやり続けている状況です。根本的な課題にテコ入れができておらず、なんとなく必要だと思われていることをそれっぽくやってるだけの状態です。
まず、目標設定を見直し、限界CPOに基づく広告プランを作り、細かくPDCAを回すためのレポーティング方法を構築するところから始める必要があります。
おそらく今の広告代理店では、そのような知見をもった人がいない、もしくはあえてぼんやりとさせておくことで、楽に広告手数料を稼ぎ続けようとしている可能性があります。
マーケティング体制の再構築を検討していただいた方が良い状況だと言えます。
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