日光江戸村のマーケティング

  1. コラム

祝日を利用して家族旅行に行ってきました。下の子ができる前なのでたぶん3年ぶりくらいですかね。日光東照宮は一度拝んでおきたいと思っていたので、日光・鬼怒川エリアへ。

初日は日光東照宮を参拝。たまたま雪が降っていて極寒でしたが、程よい混み具合でしっかりと堪能できました。その後、駅前でゆばランチを食べて腹ごしらえをして、鬼怒川温泉駅へ。チェックインまで時間があったので、駅前の足湯で冷えた体を温めてからホテルへ。昭和の香りが充満する館内ですが、趣があって結構好きな感じ。

ホテルでは卓球をしたりしながら過ごして、食べきれないくらいの夕食を堪能して、温泉でその日の疲れを癒して、全員ぱったりと就寝。

2日目は日光江戸村へ行きました。

バスを降りたら入り口から別世界。背景も自然の山々なので、本当に江戸へタイムスリップしたような感覚です。忍者を目指している息子は、忍者の修行体験を楽しみにしています。

江戸村では江戸の人の格好ができます。息子は憧れの忍者の格好ができて大喜びです。江戸の町を忍者走りで駆け回っていました。スタッフの人も全員変装していて、変装している来場者を見るといろいろと声をかけてくれるという演出があります。僕も侍の姿をしようと思っていたのですが、結構寒かったのでやめておきました。ちょっと後悔。。

アトラクションとしては、観劇があったり、仕掛け小屋のようなものがあったり、迷路があったり、修行体験があったりと、規模感は大きくないですが他では体験できないものが多く、僕自身も子供をほったらかして好き勝手動き回りたい感じでした。

ちなみに、大人の入館料は4,700両、衣装を借りると+3,800両〜という料金体系です。衣装代まで入れるとアトラクションのバリエーションからすると高めな感じはします。

連休でしたが、コロナの影響もあってなのかすごく混雑している様子はなく、ちょうど良い混み具合でした。

日光江戸村をより盛り上げる仕掛け

町を歩きながら、自分ならこのテーマパークをどうマーケティングするかなと考えていました。癖ですw

館内を歩いているお客さんを見ると、変装している人はより楽しそうだなと感じました。スタッフの絡みにも演じて返したり、斬りかかってきた子供に対して、お客さんがスタッフのように江戸人を演じて対応したり、変装している人たちは江戸村が提供している非日常を100%味わっている感じでした。

変装をしていない人はその絡みには入れません。ただの傍観者としてそこにいる状況です。それはそれで見て楽しいですが、やはりやって楽しいに勝る楽しさはないと思います。

なので、入場者全員に変装をさせるようにしたら来場者はもっと楽しくなり、ここでしか味わえない体験価値を存分に感じられると思いました。

ざっと見たところ、変装している人は2〜3割です。全員に変装をさせる前提であれば、変装分の料金も落とせると思うので、6,800両くらいにして全員に衣装を貸すようにしたらどうかと思いました。

デフォルトの衣装を町人にすれば衣装代も節約できます。侍やお姫様や忍者など、他の格好をしたい人はオプションで変装できるようにすれば、「町人は嫌だ」「他の人と同じのは嫌だ」という人たち分で利益を上積みできます。非日常な世界くらいはいい身分で町を歩きたいという人もいるかもしれませんw

そうすれば、通常の演出側(テーマパーク)と体験側(来場者)という図式を崩して、来場者は体験側でありながら演出側でもあるという、イベントがもっとも盛り上がる図式を作れます。アーティストのライブとかもそうですよね。来場者がいなければあの空間も体験も作れないものとなっています。

今、体験がより求められているので、江戸の世界という疑似体験をよりリアルに感じてもらえる工夫をすることで、もっと人気のテーマパークにできると思います。

東京からも3時間かからずいける近場なので、もっとたくさんの人に楽しんでもらえるなと感じました。

息子も今までいろいろ行った中で一番楽しかったと言ってました。ドロン!

 

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平岡 大輔

プロモーション領域の端から端までを熟知しているバランス型マーケター。
総合広告会社でTVCM中心にマスメディアのプランニングに従事。
web系ベンチャー企業でクリエイティブ事業部の責任者として多数のwebサイト開発に取り組みながら、EC企業のマーケティングコンサルタントとしても活躍。D2C企業の経営に参画し、年間5億円の広告費を使いながら理論と実践のPDCAを回している。マーケティングのプランニングからディレクションまでを得意領域としており、チームビルディング・チームマネジメントにも精通。

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